■ライフサイエンス研究部について■
天然物からの単離構造決定から新規化合物の探索も行うのでしょうか?
お客様の要望があればチャレンジしていきます。
天然物の例は少ないですが、開発過程で出てくる不純物や分解物の構造決定、
合成を行っております。
創薬フローのどの部分にも関わる可能性があるのでしょうか?
基本的全てのステージに関わる可能性があります。
創薬フロー内の業務の受託割合を教えて頂きたいです。
委託割合はその時々で変化しています。
現在力を入れている分野から考えると、創薬初期のライブラリ合成や、
前臨床から臨床ステージに関わるプロセス開発が挙げれます。
リード化合物の誘導体の合成も行いますか。
リードの誘導体合成は比較的ご要望が多い分野の仕事です。
フローマイクロ合成は放射性元素を含む化合物合成以外にもよく用いられるのでしょうか?
フローマイクロ技術は、製造を前提とした反応条件の最適化研究に応用する事が多いです。
さらに研究会に参加してフローマイクロ技術の応用について常に最新の情報を集めております。
バイオの知識がなくても、ライフサイエンス部で働けますか?勉強する意欲はあります。
バイオの知識が無くても大丈夫ですよ。前向きな気持ちが大切ですので、お待ちしております。
農薬研究の割合はどのくらいですか?
割合としては医薬と比較して少なめですが、最近は増えてきている傾向にあります。
研究所では農薬関連の分解物、代謝物関連の合成を行う事があります。
ナードケミカルズでは扱っておりません。
■コーポレート研究部について■
共同研究は主にどういったところをなさるのですか?
企業、大学ともに行っておりますが、大学と一緒に研究することが多いです。
蛍光プローブなどのイメージング分野の受託も行っておりますか?
行っております。イメージング分野の受託は近年増えています。
化学合成の技術は再生医療でどのように活用できるのですか?
細胞を培養する時には培地と足場が必要ですが、その成分は化学物質で出来ています。
培地成分や足場の研究開発は盛んに行われており、それらの物質を作る上でも
化学合成の技術はとても重要です。