■マテリアルサイエンス研究部について■
マテリアルサイエンス部門でも低分子の有機合成をやっているんですね。
はい。約60%が低分子有機合成、約40%が無機合成、有機・無機複合材料の開発です。
合成ルートが不明な新規化合物の合成は行いますか。
もちろん行っています。また合成ルートが既知の場合でも必要に応じて
新規合成ルートの提案を行っています。
収率の改善やコスト削減に繋がる場合も多く、顧客から高い評価を受けています。
得意な分野はありますか?
マテリアルサイエンス研究部では、有機EL材料を中心とした表示用材料、
リチウムイオン電池等の電池用材料等が得意な分野です。
どのような業界からの依頼がありますか?
前の質問と重複する部分がありますが、
自動車や電気機器業界からのご依頼が多いです。
自動車業界では、燃料電池関連の次世代物質や電極材料、触媒に関する
試験合成案件が多く、電気機器業界では有機ELに用いられる材料の
試験合成案件が多いです。
また、医療機器等、医療用途に用いられる素材・材料であっても、
マテリアルサイエンス研究部で扱っていますよ。