これが私の仕事 |
エンジンのテスト運転における排ガス測定! 船のエンジンは搭載される船にあわせて一台一台チューニングを行います。中でも私の担当は排ガス。環境意識の高まりの中で国際的な排ガス規制は厳しさを増しています。その基準をクリアできるよう爆発圧や空気圧、掃気圧などさまざまなパラメーターを見ながら、最適設定を行うわけです。基準がクリアできなければ船は航行できません。責任は重大。それだけにOKサインをもらった時は、大きな達成感があります。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
陸上公試でお客様からOKをいただいたとき! 私は社内で“性能屋”と呼ばれる、エンジンを最適にチューニングする仕事をしています。専門は排ガス。NOxやSOx等の有害排ガスを基準値以内に収まるよう設定するんです。今、船舶用エンジンでは、厳しさを増す国際的な排ガス規制に対応するため電子制御化が進んでおり、国内初や世界初というエンジンの製造が続いています。誰も手掛けたことのない“初”のエンジンですから従来の経験値は役に立ちません。予期せぬトラブルも発生し、時には夜遅くまでエンジンを稼働させ、計測と設定を繰り返すこともありました。
そんな苦労を乗り越えての陸上公試運転で、船級協会立会いのもと排ガス計測を行い、無事基準をクリアした時にはやっぱりホッとします。そして検査官から計測結果速報の書類にサインをもらった時は、思わずガッツポーズ…ですかね(笑) |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
一芸採用に共感 私は高校・大学とアーチェリーをずっとしていました。アーチェリー三昧の毎日から「いざ就活」となって、どうしていいのか悩みましたね。自分の専攻分野に絞ってもたくさんの会社があって、どこにエントリーすればいいのかすらわからない。
そんな中、マキタの募集要項に「何か一つのことに頑張ってきた人を評価します」という“一芸採用”の一文を見つけて「これだ!」と思ったんです。面接でも勉強の話はそこそこで部活動のことばかりしゃべっていました。それで内定(笑)。で、マキタからの内定をもらうとすぐに他社はすべて断りました。
専攻を活かせる船舶用エンジン関係だったし、何より自分が学生時代に一番力を注いだ部活動のことを評価してくれたことが嬉しかったですからね。 |
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これまでのキャリア |
2013年入社→試験課にて排ガス関係、特にNOxの業務を担当しています。 |