これが私の仕事 |
品質管理 図面通りに製品が加工されているか確認する検査員の管理を行う 図面には製品の「あるべき姿」が書かれています。たとえば、身近なもので言うと文房具のペンの図面があるとします。(弊社では文房具を取り扱ってはおりませんが…)図面にはペンの長さや太さといった基本的なことから全長のどこからペン先が始まるか、ペン先の角度は何度か、握る部分はツルツルかザラザラかといった細かな形状も書かれています(この滑らかの度合いを面粗度と言います)。全ての製品が図面通りに作られているかというとそうでもありません。私は仕事をする上で製品が図面で許された範囲内で作られているか、慎重に正確に測定することを大事にしています。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
一生懸命に測定した製品がお客様の承認を得て出荷されることです。 数年前に社内としては初めて製作する製品の企画がありました。その製品は複雑な形状をしている為、従来の測定方法では測定することができませんでした。製品の測定のため何千万もする高価な測定機を導入してもらい、何日もトレーナーの方とマンツーマンで勉強しました。測定するプログラムを組む時にエラーが発生したりしても他のだれも分からないことが多く、一人で試行錯誤を繰り返していました。お客様の承認を得るため何度も打ち合わせを行い、アドバイスを頂くことで少しずつ製品を正しく評価することが出来、より良い製品へと作りこんでいきました。お客様の承認を得て、手塩にかけた製品が出荷されるときは大変うれしかったです。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
他社さんの業績が落ち込む中で弊社には将来性を感じたためです。 当時、私が入社する年はリーマン・ショックがあり、世界的な金融危機が日本の多くの企業にも多大な影響を与えていました。業績不振が続き就職難が叫ばれている中、弊社は工場増築の計画があるということを聞いた時は驚きました。また、入社試験の際には工場内へ見学させてもらいましたが、作業者の方は一生懸命に働き、職場もきれいで好印象を持ちました。 |
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これまでのキャリア |
品質管理(1年間)⇒出向(1年間)⇒品質管理(現課長職・今年で10年目) |