こんにちは、ネオレックスの岩本 康平です。
今回のブログ記事にあたり、ネオレックスの開発チームリーダー 中村裕樹(以下、裕樹さん。プログラマー歴30年超)に下記質問をしてみました。
「今までで一番お酒がおいしかった瞬間を教えてください!」
今のネオレックスの基礎を築く面白い話を聞くことができたので、その内容を紹介します!
~~~裕樹さんの話(抜粋)~~~
従業員数3万人というかつてない大規模ユーザーさんへのシステム導入後のお酒が一番だね。
当時は3万人という規模にサーバーが耐えるのがやっとという状況で
冷や汗をかきながらパフォーマンスモニターをみて対応に追われていて。
あ~~!またサーバー落ちそう!やばい!って
けど、これを外注して解決しようとしたら億単位の費用がかかるから
自分たちで工夫して解決する方法はないか模索することに。
やっとの思いで解決法を思いついて意気揚々と開発チームのサブリーダーに話したら
彼は「すでに同じことを考えていて、こんなこともあろうかと準備もしてあります。」って。
え~~!先越されてたの!ってちょっとガックリしたけど
思いつくこと以上に実行する際の難易度が極めて高い方法だったんだ。
データキャッシュの機能をバイバイ タイムカードに実装するという方法なんだけど。
数ヶ月の時間を費やして何とかシステムが出来上がって。
そしてついに実装する日がやってきてね、
アクセスが集中する時間にサーバーのパフォーマンスモニターを見たら
メーターは下の方で微動するだけで、アクセスの集中を難なく乗り切ったんだよね。
応答速度が飛躍的に向上し、大量のアクセスが重なっても平均0.02秒で応答できるようになったんだ。
この開発の成功で3万人規模のユーザーさんに対しても安定稼働できるという実力が認められキンタイミライの知名度や信頼が広がった。
それがネオレックスの1つの転機だともいえるんだよね。
この時は、考えるだけではなく実際に実行に移すことってすごく重要って感じた。
思いついただけじゃなくて行動した自分を褒めたい!
この後に飲んだお酒はさすがにおいしかった!
~~~(抜粋終わり)~~~
今でこそ安定した収益基盤を持っているネオレックスですが、今回のインタビューを通じて困難を乗り越えて今の会社があるのだと実感しました。
またその困難を、外注に頼らず自前で乗り越えたという部分に“ネオレックスらしさ”を感じることができました。
就活生のみなさんも会社選びの際に、これまでのエピソードについて詳しく聞いてみると、その会社の個性がよくわかり、より自分に合った会社を見つけられるかもしれません。
岩本 康平