みなさま、おはようございます。
総務課の鈴木です。
今日は「就職活動の重要性」について、ちょっと話をさせていただければと思います。
このことは、新卒採用を行うにあたり、いつも学生のみなさまにおつたえしていることです。
皆さんがこれから一生懸命頑張る就職活動は、
社会人の一歩目として、とても重要な意味があります。
私は、一番初めに正社員として入った会社で、
仕事に対する考え方・スタンスなどが芽生えると思っています。
そして、そこで芽生えたものを再び変えるのは非常に困難だとも思っています。
仕事の内容だとか、この仕事をずっとやっていくとか、そういうことではなく、
仕事に対する根本的な姿勢みたいなものが一番初めに入った会社で決まり、
それは以降もずっと続いていき、変わらないと思っています。
もちろん、仕事の内容によって、一緒に仕事をする周りの方達によって、
所々変わったり、変わらなかったりするでしょう。
しかし、根本的なスタンスというものは変わらず、
それが一番初めに入った会社で植えつけられる可能性が極めて高いです。
だから、いま行っている就職活動というものは凄く重要なんです。
あなたがこれから仕事をしていくうえで何を一番重視するのか、
そして、ここの会社に入ったら、自分はこうなっていくのかな、
ここの会社に入って、自分はこうなっていきたい、
こういうことをしっかり思って就職活動を行うことが重要なんです。
もちろん、どういう会社に入ったらどうなるという明確な答えなんてありません。
入社後、想像していたことと全然違っていたり、仕事内容や人間関係、
自分が思っていた以上の試練が襲ってきて、くじけそうになるかもしれません。
けど、ここでも重要なのは、すぐ辞めないということです。
例えば、様々な理由もあり、
ワークライフバランスとか関係なく、精神面でも肉体面でも
何だかハードそうな会社に入社したとします。
入社後、その会社で何年も頑張っていくことができたならば、
あなたはこれからの社会人生活において大抵のことは乗り切っていけるでしょう。
例え、どうにもならない事情などで辞めたり、転職したとしても、
あそこで何年も頑張ることができたんだから!!
大変だけどあそこに比べたら何とでもなる!!
そういう風に思えるようになり、そういったものが自分の礎になります。
ただし、そういう会社は昔も時代が変わった今でも、
本当にハードなので、生半可な気持ちで選んだら、大変なことになります。
すぐ辞めてしまったら、後は変な辞め癖みたいなものがついてしまい、
数年単位とかで計画性もなく転職を繰り返していくようになってしまう危険性が高いです。
色々な方の話を聞いていると、どんな会社かある程度分かって入社したのに、
結局そのことに耐えられず、すぐ辞めてしまう方が意外なほど多いようです。
選考プロセスが多く面倒くさいとか、よく分からないけど初任給が高いとか、
やってたバイトの延長上のような仕事だから何とかなりそうとか、
そんな理由では決して決めず、色々な情報を入手して、この仕事をやって
いけるのか、この仕事をやって数年後の自分が想像できるのか、
そういったことを慎重に考えるのも就職活動では重要なことです。
就職活動の重要性(その2)へ続きます。