これが私の仕事 |
漁港や港湾に関連する事業計画や構造物の設計に係わる解析 私の仕事は数値シミュレーションを活用して漁港・港湾事業に資する情報を提供することです。
例えば、入ってくる波を小さくして利用できる船舶を増やしたり、停泊時の安全を確保したい港に対し、将来、防波堤を建設した場合の数値シミュレーションを実施することで適切な配置や長さを検討します。このように、漁港・港湾を発展させていくために必要なことを、数値シミュレーションを用いた予測により提案する仕事をしています。
この仕事の面白さはすぐには実感できませんが、数年後に私が提案した施設が実際に建設され、利用者の役に立っているという声を聞くときに携わってよかったと思えます。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
業務の内容を基にした論文発表をとおして対外的な評価を受けたこと 入社1年目に漁港の泊地を活用した水産生物の増養殖計画の策定業務に携わりました。その業務の中で、私は漁港の水質改善に必要な対策のシミュレーションを担当しました。
当時は前例の少ない仕事であったため具体的な評価手法が確率されておらず、調査データの蓄積もない中で妥当なシミュレーションを実施し、対策案を提案することが課題でした。
弊社は学識者とのパイプを持っております。また、様々なバックグラウンドを持った社員がおります。そういった方々からアドバイスをいただき、業務を完了することができました。
その後に実施された水質のモニタリングより、対策により良好な結果が得られていると伺っております。
この業務の成果を論文として投稿し、対外的な評価を受けることができ、頑張ってよかったと感じております。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
多彩な分野を専攻した社員がチャレンジできる 私が大学生の頃の研究内容は水産関係で、実際に船に乗って調査を行っていました。研究活動の中で、構造物の設置による水質の変化をシミュレーションによって予測した海外の論文を読み、将来、このようなことに携わりたいと考え就職活動を行い、国内で同様の実績を有するこの会社に着目しました。
私のようなバックグラウンドを持つ人間は、同業他社ならば通常、現地調査の部署に配属される場合が多いと思います。実際に就職活動中もそのようなお話を伺いました。
しかし、弊社では現地調査を主とした研究活動を行ってきた私でも、数値シミュレーションに携われるとお話をいただき、人材育成に力を入れていたことも決め手となり、この会社を選びました。現地調査に携わることもできますし、解析業務でさらに深化させられることがやりがいです。 |
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これまでのキャリア |
技術部(2年間)→国の研究機関に出向(1年間)→技術部(今年で5年目) |