これが私の仕事 |
海外における、鉄道貨物輸送の事業化に向けた調査や技術支援業務 鉄道貨物の需要がある国々において、現地の物流事情分析、鉄道駅での現場調査、現地荷主企業へのヒヤリングや各国国鉄及び政府機関とのミーティングによるニーズ調査、国ごとの法律の把握などを経て、鉄道事業化に向けた可能性や解決すべき課題と解決策を提案します。ときには、その国の大臣と面談するという場面もあります。また最近は、海外から「日本の鉄道貨物を見たい」という視察クライアントが増えており、その対応も。海外出張は1~2ヶ月に一度、1~2週間ほどかけて各地を回っています。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
タイで実施された、コンテナ貨物列車の試験輸送の実施に関わったこと。 当社は現在、タイで貨物鉄道事業が出来ないかどうかを検討していますが、その一環として、タイ国内で実際の貨物を使ったトライアル輸送を実施することとなり、準備や運行時の荷役作業の指示・監督等を行いました。具体的には、協力企業への貨物提供の依頼やタイ国鉄とのダイヤ調整や作業用地の整備など、限られた日程で調整を行わなければならず、密な連絡を行ってひとつひとつ問題点を解決しました。また、このトライアルは途中から一部日程が日タイ政府間の協力案件としてセレモニー(列車の出発式典)が実施されることとなり、その式典にも関わることが出来ました。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
全国規模で鉄道貨物輸送を行っている会社だから 日本では鉄道と言えば旅客輸送がメインですが、世界の中では貨物輸送が鉄道輸送のメインです。日本の鉄道に関する技術は海外でも高く評価され、特に貨物鉄道に関する技術は様々な国から支援の要請が来ています。その中で、日本全国で貨物鉄道事業を行う唯一の会社でもある当社は、成り立ちが元国鉄ということもあり、対象国の国鉄や運輸省といったその国の施策にかかわるところと仕事をすることが多いです。当社の持っている技術をもとにその国の発展に寄与することが出来る、規模の大きな仕事ができるのが魅力です。 |
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これまでのキャリア |
2007年入社。機関車の検査修繕業務や新入社員研修担当、コンテナ管理システムの更新業務などを経て、2014年に新設された海外事業室へ。 |