兵庫県高砂市で、自閉症や発達障害の人の暮らしを応援する8つの拠点を展開している私たち。自閉症という障害を持つ人たちが暮らす居住施設「あかりの家」をはじめ、障害を持つ人たちの働く場である「ワークホーム高砂」、障害を持つ人が地域のなかで自立した共同生活を送る「グループホーム」など、利用者のライフステージに合わせた幅広いサポートを提供。「自閉症総合援助センター」として地域に貢献しています。
自閉症の人や障害を持つ人が抱える生きづらさの原因を解明して、可能性を切り拓いていくことが、私たちのミッション。生活から就労、療育支援や相談支援など、幅広い取り組みを行っています。さまざまな個性を持つ自閉症の人の支援は、教科書どおりには進みませんが、「あかりの家」開設から30余年で積み上げてきた現場の生きた経験と豊富なノウハウが私たちの強み。長年培った技術を活かして、自閉症支援者向けの研修会の開催や、国や県主催の研修会へ職員を講師派遣するなどの支援者養成も行っています。また、地域生活が困難になった方に短期入所してもらい、地域移行をめざす事業も兵庫県から受託。高い専門性が評価されています。
社会福祉系・心理系学科出身者だけでなく、そのほかの学部学科出身者も活躍している当施設。秘訣は、充実した研修制度にあります。入職1年目は、経験豊富な先輩職員がメンターになりマンツーマンでレクチャー。実際に利用者の支援をしながら、わからないことや困ったことはすぐに相談できる環境を整えています。支援がうまくいかなかったときも、必ず先輩がフォローして成功に導いていくので、初年度から安心して働けます。また、自分が支援している姿を動画で撮影して後日振り返ったり、支援内容をまとめたレポートを提出したりすることも。体系化した研修プログラムで1年間かけて学び、2年目からは自信を持って独り立ちしていけるのです。
自閉症支援では、職員みんなが同じ方向を見て、チーム一丸となって支援することが重要です。当施設では、職員が定期ミーティングで支援内容をこまめにすり合わせていることもあり、チームワークが良いことが大きな特徴。学生時代に部活に打ち込んでいた人や、人と関わることが好きなタイプの職員が多く、休憩時間に趣味の話で盛り上がることもよくあります。入所施設勤務の場合は夜勤が月数回ありますが、事前にシフト希望を申請することが可能。残業時間は月4時間程度(2021年度実績)と短く、メリハリをつけて働けます。産休育休から復帰した職員も活躍中!子どもが小学校に入学するまで夜勤はなく、落ち着いて働き続けられますよ!
事業内容 | 利用者のライフステージに合わせた8つのサポートを提供しています。
1)障害者支援施設・自閉症成人施設「あかりの家」、グループホームの運営 入居施設・グループホームで、自閉症の人たちの「食事・睡眠・排泄/日中活動」といった生活の軸をサポートしています。 2)多機能型事業所「ワークホーム高砂」、納豆工房「なっとこちゃん」の運営 自閉症の人たちの安定した生活に、張り合いのある日中活動は欠かせません。個々の能力を発揮しやすい作業環境と関係づくりを工夫し、「毎日通うことが楽しい」「みんなと会えて、仕事ができる」と感じられる環境を提供しています。 3)就労支援 発達障害のある人の個々の特性を見ながら、働き方についての相談を行います。職業評価等を利用し特性理解を行い、適職をいっしょに検討していきます。必要に応じて、就労支援機関と連携し職場への訪問を行い、職場との調整を行います。 4)療育支援 一人ひとりの状態や特性に応じたプログラムを組み、実践することで本人の持つ力を高めていくことや、行動障害等における生きづらさの軽減を図ってけるよう支援しています。 5)相談支援 発達障害のある人の困っていることなどの相談に応じています。ひょうご発達障害者支援センター「クローバー」では、特に市町の相談支援機関と連携のもとに進めてます。また、地域支援センターあいあむの計画相談では、ニーズに対し「本人中心支援」の視点から、ケアマネジメントの手法を用いて伴走しています。 6)地域生活支援 短期入所事業では、地域生活が困難になられた方の「リハビリ的ショートスティ」という取り組みを長年積み重ねています。そのほか、地域移行を目的とした「有期限通所」も実施。2019年度より県より兵庫県強度行動障害地域生活支援事業を受託しています。 7)地域作り 地域での各種イベントや、研修会の開催や講師派遣を通して「障害の理解」などについて啓発を行っています。誰もが過ごしやすい街をめざして地域づくりの一翼を担って活動しています。 8)支援者養成事業 発達障害支援を行う支援者に対して、支援に必要な知識、技術等を学んでもらえるための研修会の開催、講師派遣などを行っています。また、家族支援プログラムである家庭療育支援講座の普及も行っています。 |
---|---|
設立 | 1985年 |
資本金 | 社会福祉法人のため、資本金はありません。 |
従業員数 | 110名(2023年2月現在) |
売上高 | 社会福祉法人のためありません。 |
代表者 | 理事長 西尾 淳 |
事業所 | ◆障害者支援施設・自閉症成人施設「あかりの家」/あかりの家児童デイサービス/地域支援センターあいあむ
兵庫県高砂市北浜町北脇504-1 ◆多機能型事業所「ワークホーム高砂」 兵庫県高砂市伊保町中筋1331 ◆納豆工房「なっとこちゃん」 兵庫県高砂市曽根町1780-1 ◆グループホーム 希望山荘日笠:兵庫県高砂市曽根町1704-4 オリーブの家:兵庫県高砂市阿弥陀町魚橋375-16 友愛の家:兵庫県高砂市曽根町1704-5 ◆ひょうご発達障害者支援センター「クローバー」 兵庫県高砂市北浜町北脇519 |
沿革 | 1980年
「兵庫県自閉症児親の会」の年長児の母親3人が発起人となり入所施設建設を呼びかけ 1984年 兵庫県高砂市に建設地を確保 1985年 社会福祉法人あかりの家認可 1986年 精神薄弱者更生施設あかりの家開設(現:障害者支援施設) 2002年 グループホーム「希望山荘日笠」開設 2003年 知的障害者通所授産施設「ワークホーム高砂」開設(現:多機能型事業所、生活介護、就労B型)。自閉症・発達障害支援センター受託(現:発達障害者支援センター) 2012年 児童デイサービスあかりの家開設 2014年 地域支援センターあいあむ開設 2015年 グループホーム「オリーブの家」開設 2017年 グループホーム「友愛の家」開設 |
※リクナビ2025における「プレエントリー候補」に追加された件数をもとに集計し、プレエントリーまたは説明会・面接予約受付中の企業をランキングの選出対象としております。