これが私の仕事 |
車のデザイン及び仕様を具現化する重要な金型の企画、設計、解析の検討 製品形状、工程及び仕様の検討から始まり、プレスの成形シミュレーション、金型の三次元ソリッド設計まで「この通りに加工すれば間違いない」と言える設計データを造っていく事が私の仕事です。しかし、時には目論見通りに行かないのが金型造りの難しさ。トライ後、不具合がでてしまう事もあります。しかし、すぐにプロジェクトメンバーと情報を共有し、話し合いを重ねて、上手くいった場所や上手くいかなかった場所を分析し、納得いくまで思考錯誤を重ねます。その結果次のTRYで目論見どうりに行ったとき仲間とともに感じる達成感と喜びが私のやりがいになっています。私達の現在の技術はこれまで仲間と共に苦労して造り上げたアイデアの集大成です。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
苦労や想いが詰まっている車が街を走っているのを見た時に喜びを感じます! カーデザイナーよりデザインの肝だからこのR(曲率)で進めたいと言われました。しかし今までの実績から遥かに外れとても具現化出来そうにありませんでした。デザインを変更しなければいけなかったのですが、風洞試験で燃費に影響してしまう、私もデザインを実現させたい想いは強く、方案を何度も何度も思考錯誤しやっとチャレンジできる見通しがたち、金型造りを始めました。そして実物を確認できるTRYが始まり、私の胸はワクワクすると同時に緊張がよぎります。結果、デザイナーの要望のR(曲率)が実現、金型を出荷し、発売となりました。苦労した分あのデザインのキャラクター(曲線)を街で目にする度に喜びを感じます。物造りには沢山の人のアイデアや想いが詰まっています。そのアイデアや想いを達成する事にこの仕事の魅力と誇りを感じます。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
自動車業界に携わりたい!自分が関わる車を走らせたい! 子どもの頃から車が大好きでした。大学時代に担当のゼミの教授の薦めで TDECを知り、あらゆる自動車メーカーの中でも、独創性の強いHONDAを気に入っていたこともあり、HONDA車のトランクやドア造りに関わりたいと思っていました。TDECはあらゆる自動車メーカ-と取引があり、それぞれのメーカ-の考え方、思想の良いところを吸収し、活かせる環境に魅力を感じ入社しました。設計ブロックで5年金型造りを学び、ホンダエンジニアリングに5年出向し、車造りを学び、現在では取引先の自動車メーカーの担当者と共創し、より良き製品造りを目指して頑張っています。 |
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これまでのキャリア |
設計ブロック(5年)→ホンダエンジニアリング(5年出向)→設計ブロック テールゲートトランクチーム チームリーダー(8年)→本田技研工業(現在:管理職 2年出向) |