当社は「人と地球にあたたかな技術」を駆使し、海から陸へ、そして空間へと領域を拡げながら、皆さんの生活を支える良質な社会基盤整備に取り組んできました。それは未来永劫変わるものではありません。そのためにも、多くの若い力を求め、優れた技術を伝承し、共に「人と地球への責任を果たす企業」を目指していきます。
新入社員から研究や設計一筋という配属は行っておらず、土木・建築職の配属は現場からスタートとなります。設計・研究・営業等の道に進むとすれば現場でのキャリアを経てからです。機械・電気職は、入社の際に土木・建築のいずれかの分野を選択頂きます。事務系の方は本社・支店等の管理部門を振り出しに、様々なローテーションを経て進路を決定します。技術提案力強化のため、研究施設も充実。土木の研究開発の拠点である鳴尾研究所では、日本最大級の水工実験施設を備え、波や水流と構造物に関する研究を行っています。また、茨城県の美浦研究所では建築関連を主とし、構造、環境やコンクリートの研究を行っています。
マリコン(マリンコントラクター)として、長年に亘って培ってきたノウハウや設備を生かし、海上土木工事の獲得・施工に注力しています。また、日本の沿岸を自然災害から守るという命題に答えを出せる数少ない企業であると自負しています。建築分野においては企画提案力を発揮して受注・収益の確保に努めています。職員個々の能力向上・技術の伝承のために、階層別研修と併せて現場所長や営業担当者を対象とする教育も充実させています。また、海外事業については、実績の豊富な東南アジア(フィリピン、ベトナム、インドネシア、カンボジア・ミャンマー)だけではなく、新たにアフリカ(ケニア)へ進出するなど、取組みを強化・拡大しています。
私たちは自社の技術に誇りを持ち、施主の信頼を得ることを常に念頭に置いて行動してきました。建設業界は成熟産業とされ、守りの姿勢になりかねない環境において、我々に求められているのは挑戦・変革の意識と実行です。「良いものを作ることによって高い評価が得られ、次の仕事に繋がる」ことは確かですが、昨今においてはアピール力も求められます。誠実な社風はそのままに、ややもすると「おとなしい」と言われる気質を「きびきびと動く」に変えようと意識改革を図っています。また、弊社はオーナー企業ではなく、人事評価や組織運営が民主的であることと、土木部門・建築部門の垣根が低いことも特徴として挙げられます。
経営理念 | 『夢と若さをもって全員一致協力し、新しい豊かな技術で、顧客と社会公共に奉仕することに努め、会社の安定成長と従業員の福祉向上を期する。』
理念を集約したスローガンとして『人間尊重』、『創意革新』、『責任自覚』を掲げています。 |
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事業内容 | ○土木建築工事の企画、設計、施工、監理およびコンサルタント業務の請負
○土地造成 ○工事用の船舶・機械等の設計、製造、売買、賃貸 ○不動産の売買、管理、賃貸 |
設立 | 1929年(昭和4年)7月3日の設立です。2019年をもって設立90周年を迎えました。 |
資本金 | 140億4,936万円(2022年4月1日現在) |
従業員数 | 技術職 1,202名
事務職 319名 計 1,521名 (2022年4月1日現在) |
売上高 | 海上土木 623億円
陸上土木 307億円 建築 428億円 不動産事業 6億円 合計 1,365億円 (2022年度) |
代表者 | 代表取締役社長 大林 東壽 |
事業所 | 全国:本社、北海道支店、東北支店、関東支店、関東建築支店、北陸支店、名古屋支店、大阪本店、中国支店、四国支店、九州支店、国際支店
および海外(フィリピン、ベトナム、カンボジア、インドネシア、ミャンマー) |
人事部長紹介 | 西依 隆 (にしより たかし)
【学生のみなさんに向けてのメッセージ】 どのような社会人になることをイメージしていますか。言い換えると、就職先を決める際に重要視する項目は何ですか。納得のいく就職をするためには、インターネットや紙媒体での企業研究はもちろんですが、会社説明会への参加や先輩訪問によって直接社風を感じ取る努力が必要と考えます。相互理解を進めるために、我々も積極的に情報提供の機会をつくっていきますので、学生の皆さんには是非ご参加頂きたく存じます。 弊社は海上土木工事を発祥として、85年以上に亘ってインフラストラクチャーの整備に貢献し、技術を蓄積してきました。しかし、変化の激しい昨今、現在の地位に安住することは許されません。今後も会社が強く、しなやかにあるためには、社員一人一人の能力を一層高めなければならないことはもちろんで、弊社では職場におけるOJTと定期的な集合研修(昇格するごとに受講する階層別研修・営業職研修・技術職研修等)を両輪としてのノウハウの伝承とスキルアップを図っています。(OJTについては、指導する側の指導力を人事考課上の評価対象としているため、上司は自ずと部下の育成に真剣になります。) それでは、弊社において一定の評価を得ている社員は、どのようなタイプでしょうか。例外なく、目配り気配りが利いて周囲の社員を上手に巻き込んで成果を上げている人達です。担当する職務は営業・設計・積算・施工管理・工務・事務と多種多彩ですが、一見地味な、縁の下の力持ち的な職務であっても、優秀な社員の手にかかると魅力的に映るものです。「彼(彼女)が引っ張るのであれば、このプロジェクトは成功するに違いない。」と思わせるカリスマ性は、一朝一夕に身につくものではありません。学生のころからの経験や入社してからの勉強、人脈など必要な要素は沢山あります。 私たちの採用試験は、学業成績表・適性検査・面接から構成されていますが、将来の幹部候補生を発掘すべく、最重要視しているのは面接です。(学業成績が悪くても可という訳ではなく、悪ければ悪いなりの理由があり、面接における評価が学業成績を補って余りあれば合格の可能性があります。)コミュニケーション能力、ストレス耐性、協調性・・・評価項目を分類すると多岐に亘りますが、「就職試験はお見合い」と考え、ありのままの自分で面接試験に臨んで頂ければ、と考えます。 建設業において、ものづくりに携わりたい方、向上心のある方、本当に東洋建設で働きたい方のご来訪をお待ちしております。 |
マリコン | 当社は、海上土木・陸上土木・建築の全てを施工するゼネコン(ゼネラルコントラクター)ですが、
海上土木を得意としていることからマリコンと言われることがあります。 |
※リクナビ2025における「プレエントリー候補」に追加された件数をもとに集計し、プレエントリーまたは説明会・面接予約受付中の企業をランキングの選出対象としております。