これが私の仕事 |
全国にある自社工場の設備設計を担当 当社は食品と化成品の原材料になる両方の油脂を全国4か所の工場で製造。それぞれ製品製造でなく工場の設備設計の大半を自前のエンジニアで賄っていて私もその1人。24年前地元の名古屋工場に入社し15年に渡り生産現場を担当した後現在の仕事を担当しています。工場設備設計の仕事は新製品や増産が必要になった時、設備が老朽化した時等新たな設備が必要になる時に発生します。設備投資を計画するには原料の素材との相性や製造プロセスを踏まえ最適な機器を調達した上で製造ラインにあうようにタンクや配管を設計、制御装置をプログラミングします。その時利益計算をし、コストを抑える意識も大切。当社の場合は私を含め製造を熟知した社員が設計しどう設計したらスムーズにいくかが頭に入っています。そのためものづくりに最適な環境が構築できています。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
現場からの「使いやすい」が喜び 最近、名古屋工場にある両性界面活性剤を入れるタンク設備をリニューアル。主な課題として両性界面活性剤によって破壊されない素材を選ぶこと、いかに菌を発生させないしくみにするかそして価格を抑えること。それらを念頭におきながら社内の関係部署に問い合わせた上でフィットするタンクや機器を選定し各メーカーに見積りを出しました。ある程度取り寄せる部材が決まったら現地の工場に行って寸法を測りタンクの配置や配管構成、制御装置のしくみを考えた後、設置工事にかかります。このときはトータルで5カ月くらいかかりました。最後は設計した私がすべてをチェックして完了。自分が描いたものができたときの達成感は言葉にできません。さらに、生産現場のスタッフが「これ使いやすい」とつぶやいているのを見たときは、うれしさがこみあげました。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
いつも挑戦と達成感をくれるものづくりの現場 工場の生産も、工場設備の設計も、ものづくりは自分が手がけたものができたときの達成感が目に見えるうれしさがあります。当社の場合は、工場設備の設計を自社の社員がつくっているため、上司もものづくりのスペシャリストです。そんな尊敬できる人に、担当ごとに設備設計をある程度、自由に任せてもらえるのがやりがい。節目ごとに助言もいただけるので、大きな仕事もやり遂げられる自信になっています。入社当時は、将来自分が工場の設備設計をやるようになるなんて思いもよりませんでした。振り返ると、生産現場にいた頃から現在まで、先輩や上司に恵まれたというのが大きいところ。それぞれの持ち場で尊敬できる人がいて、技術やチームワークを伝承している。そのなかで、充実感を持ちながら成長できる環境があると思います。 |
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これまでのキャリア |
1995年入社 名古屋工場配属
2017年 東京本社異動
現在に至る |