株式会社中田製作所

日本の産業を支えている様々な機械、そしてそれらに使用される部品は、目に見える大きさのものだけではありません。電子部品や機械の軸受など、超微細なものも存在します。製作する際にはわずかのズレも歪みも許されませんが、超微細な部品となるとその加工にはより高等な技術を要します。許容誤差は0.01mm以下。そんな微細な加工を得意とするのが中田製作所です。最先端の機械と卓越した技術を保有しており、たとえば髪の毛ほどの細さの刃物を使って、それより小さい穴を正確な寸法で開けるような依頼にもお応えできます。技術力の高さは日本の名だたる企業からご指名をいただけるほど。島根を拠点とし、日本のモノづくりを支え続けています。

たとえば部品加工を行う際に加工機の温度が上昇し、その影響で加工部の形状が変形してしまうことがあります。微細な部品なだけに、わずかな歪みも許されません。そこで、それらの状況をあらかじめ考慮した上で高精度な加工方法を検討し、実践する。そこには技術力だけでなく、創造力も必要です。決められた通りのオペレーションを行うだけでは、日本のモノづくりを支えることはできません。創造しながらモノづくりを行う精鋭集団。それが中田製作所なのです。ご依頼いただく部品は一点モノが多いのですが、他社には加工できないものばかり。「中田さんにしかできない仕事」と言われるとそれだけ燃えますし、 “ムキになって”取り組みます。

現在活躍しているマシンオペレーターのうち、半数以上は未経験からスタートしました。また文系出身者もたくさん活躍中。入社から約半年は図面の読み方・書き方や専門用語、ノギスやマイクロなどの検査具の使い方、機械の操作法などを学び、簡単な加工の練習などを行います。半年後以降は加工製造部・フライスチームに所属し、プログラムの入力やマシンオペレーションを行います。まずは余った部材で練習を繰り返すなど、しっかりと経験を積んでから本格的にデビューしますので、未経験でも文系でも問題ありません。島根に居続けながら、日本のモノづくりの最先端を支えていく仕事。やりがいは十分です。