これが私の仕事 |
生活介護 日中作業の支援員 私の担当する部署では、知的障害や身体障害のある方々が作業活動を中心として日中通所しています。作業は主に部品の組み立てなどの受注作業と、バスボムなどの自主製品の作成・販売を行い、そこで得た収入から利用者さんに工賃をお渡ししています。職員は作業工程を見直し、利用者さん一人ひとりの力に合わせた作業を提供するのが役目だと思います。ときには、治具を作成することで参加出来る作業を増やし、スキルアップを目指しています。
作業以外にも、音楽療法や外出企画を通して、利用者さんの様々な面を共有しながら、ここに合った支援を組み立てていきます。「できない」と決めつけず、「どうやったら出来るか」を常日頃考えながら支援を行い、「できる」ようになった喜びを利用者さんと共有することが、この仕事の楽しい所だと感じています。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
利用者さんの新たな一面が見れたとき 一番嬉しかった出来事は、利用者さんの新しい一面を見れた・引き出せた時です。日々の作業活動が大好きな利用者さんがいましたが、音楽療法のプログラムにはなかなか参加することが出来ていませんでした。どうにか自ら参加したいと思えるプログラムにできないかと検討を重ね、本人の興味のあるものを探すため保護者への聞き込みを行いました。その中で好きな曲が見つかったため早速プログラムに取り入れました。冒頭にその曲を流すと、今まで渋い表情をしていた利用者さんの顔がほころび、手を叩いて笑い出しました。これを機に「楽しんでもいいんだ」と本人の気持ちが切り替わったのか、プログラムへの参加率も上り、笑顔を見せることが多くなったように感じます。少しのきっかけと工夫で、利用者さんの笑顔が増えたことが何より嬉しく思いました。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
自分に合った仕事だと感じた 知人の勧めで介護職専門の転職サイトに登録し、その中に、社会福祉法人同愛会の空とぶくじら社がありました。当初私は、介護職と言えば高齢者施設をイメージしており、夜勤が当たり前だと思っていましたが、空とぶくじら社は夜勤なしの土日休みという話を聞いて魅力に思いました。障害者施設の知識は全くありませんでしたが、自分の中で特に抵抗もなかったため入職を決めました。入職当初は障害に関しての知識も乏しく苦労することも多々ありましたが、経験ある先輩職員達からのアドバイスのおかげもあり、利用者さん達との関係性を築くことが出来ました。支援という正解のない仕事の中で一喜一憂しながら働くことにやりがいを感じるとともに、利用者さん達との関わりを楽しむことが出来ているので、自分に合った仕事と言えると思います。 |
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これまでのキャリア |
前職:化粧品の製造(約2年間) →スーパーマーケットの惣菜の調理、販売(約半年間) →当社へ転職:生活介護事業所 支援員(3年間) |