これが私の仕事 |
知的障害のある方の生活支援 私は生活支援員として、20代から70代までの幅広い世代の方が利用するグループホームで働いています。業務内容は食事や入浴、歯磨きなどの介助とともに、通院時の付き添いや地方自治体への諸手続きの支援なども行います。日中作業所との連携や、季節の移り変わりに合わせてイベントを計画することもあります。そのように生活全般への働きかけは当然ながら、ご本人のより良い暮らしを実現するためにサポートしています。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
当事者の生の声が聞ける! 入職して半年が経った頃、知的障害を持つ方々の当事者運動に関わるようになりました。毎月開催される会議で、「僕たちは障害者である前に人間なんだ」と堂々と話す姿が印象的でした。
「自分の名前が言えない人にも心がある」「自分の事は自分で決めさせて」そのような言葉の数々に、自分の日頃の支援について考えさせられたのです。
利用者さんの中には、思いがうまく言葉に表現できない葛藤から、荒々しい口調・行動で表出される方がいます。
そのような場面で、行為への批判ばかりしてご本人の思いに寄り添えていなかったのではないかなどと振り返りました。
それ以来支援を行う際には、ご本人の願いを丁寧に受け止めること、「できない」ではなく「できる」ようにするにはどうしたらいいかを考えることの2点を意識するようになりました。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
『人生(存在)への支援』というフレーズ 私が当法人を選んだのは、『人生(存在)への支援』という法人理念に魅力を感じた為でした。
私は以前教師をしていましたが、子ども達が、発達障害やいじめ、虐待を理由に「生きづらさ」を抱き、存在価値を見失う場面を沢山目にしてきました。
学力などの社会の定めた枠組みに、個をはめ込むのではなく、当法人のように一人ひとりの存在が尊重され、それぞれにあった支援の形を社会を実現することが重要だと思っています。
そして当法人は幅広く事業を行っていますので、「よりよい暮らし」をどう実現しているかを多面的に知る良い機会になると思い、その部分も決めての一つになったと思います。 |
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これまでのキャリア |
前職:教師(2年間)→当法人へ転職:地域生活支援センター・グループホーム(現職・今年で1年目) |