これが私の仕事 |
知的障がいを抱える方の日中活動支援を通して、人生を一緒に考える仕事。 私の所属先は、知的に障害を抱える方と一緒に作業主体の取り組みを行っています。作業内容は、おしぼり重ね、タオル畳み、ハードディスクの解体等です。利用者さんの能力の幅が広いため、同じ作業でも作業工程を分けることや難しい箇所は補助をする等利用者も職員も皆で協力して取り組んでいます。また、季節を感じられるものや仕事の節目を感じられるもの、働く上での楽しみの一つとして、旅行、暑気払い、日帰り外出や忘年会等の行事も行っています。以上のような作業や行事を通じて他者と関わりを持ちながら、働くことや生きることを一緒に考えていくことが私たちの仕事だと捉えています。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
嬉しかったことに上下は付け難く、枚挙に暇がありません。 自身の主張を伝えるとき、暴れることで自分の意思を押し通そうとする方がいました。話し合いで解決しようにも、そもそも話し合いの場につくことができず、聞く耳を持てません。先輩の取り組み方等を参考にして考え、日々の振り返りを取り組みとして始めました。その日の出来事を話していただき、共感して受け留め、躓きがあればどうすればよかったと思いますかと問いかけ、一緒によりよい生活・よりよい生き方を模索させていただきました。いつの頃からか、興奮して落ち着かなくなったときでもこちらの言葉に耳を傾け、話し合いの場につくことができるようになり、職員の手を借りながらですが自分の気持ちを言葉で伝えられるようになりました。このようなエピソードは数知れず、その都度彼らの成長を感じることができて嬉しく思います。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
既存の枠に捉われず、仕事を作ることができる。 説明会の時に、これまで諸先輩方が、それまでの当たり前を当然のものとはせず、常に今何が必要なのかを考え続け新しいものを作り上げてきたことを伺いました。諸先輩方はどのような視点で物事を捉え、どのような試行錯誤を重ねてそのようなことを成し遂げてきたのかという考え方や方法論を学びたい、また、自分も一緒に新しいものを作り上げていきたいと思い、当法人を選ばせていただきました。 |
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これまでのキャリア |
郵政公社→中学校の特別支援学級の補助員・介助員(3年)→NPO法人にて放課後活動(4年)→当法人へ転職:入所(4年)→現職(今年で4年目) |