これが私の仕事 |
障害のある方の仕事と生活の支援 クリーニング工場で利用者と共に病院や福祉施設で使われているおしぼり等のタオル類を製品化しています。職員同士の協力だけでなく、時には利用者に支えられることもあり、利用者同士が助け合う場面もあります。作業をする中で、利用者が作業を行いやすいように場所ややり方を工夫したり、働く上で大切な身だしなみや挨拶を身に付けるように支援しています。また、利用者の生活面の支援(食事・入浴等)もしており、支援することで毎日目まぐるしい成長があるわけではないですが、日々の支援の積み重ねが何ヶ月、何年後に利用者、そして職員の成長として成果が生まれる仕事です。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
言葉を越えた意思疎通と利用者の成長 なかなか作業に入れない利用者がいて、作業内容がその人にとって適切なものなのか、或いはどうしたらもっと作業しやすくなるかなど、常に悩み考えながら仕事をしていました。一生懸命支援しても、それが利用者にとって満足のいく支援なのかと疑問に思う事もありました。日々関わる中でその人の仕草や表情で感情を読み取り、それに対する声掛けができるようになることで利用者と言葉を越えた意思疎通ができました。それからは私の声掛けも利用者に届き、今では頑張って作業をしています。利用者と関わるには根気強さも必要ですが、利用者の成長を感じた時は自分の成長を感じる瞬間でもあります。毎日決められた業務を単純にこなすのではなく、利用者がもっと成長できるような支援を続けていくことが大切です。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
世界が広がった! 私は「人のためになにかしたい」という漠然とした目標をもって就職活動をしていました。そんな時、知り合いから同愛会を紹介され、その方から同愛会の話、障害者の話を聞くうちに興味が沸き、採用説明会に参加しました。そこでてらん広場で生活している人たちの様子を見て、一人ひとりのライフスタイルに合わせ、その人らしく暮らすこと、利用者が人間らしく生活することを大切にしていると感じました。障害者に対する知識や経験もなく、障害者がどのように生活しているのか想像もつかなかった私にとっては衝撃で、私も携わりたいと思いました。また、同愛会は地域との関わりを大切にし、障害のある方でもその人の可能性を大切にしていることにも惹かれました。 |
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これまでのキャリア |
同法人で地域交流事業(7年間)→高齢者通所介護(1年間)→現職 |