これが私の仕事 |
衣食(職)住を支える仕事です。 入所施設の支援員として、重度・最重度知的障害者の生活全般を支えています。日中は、てらん広場周辺の地域で古紙・ダンボール回収を行っています。また、高齢化が進んでいる近隣の団地にて、ゴミを出せないお宅に直接訪問し、高齢者の安否確認を含めたゴミ回収を利用者と一緒に行なっています。その他、業務提携しているおうちコープリサイクルセンターで利用者の方と一緒に宅配・各店舗から出されたチラシ・ポリ袋・牛乳パック・紙類などの異物分別をしています。
てらん広場は食事・睡眠・排泄そして労働と、人間の中に触れる仕事で辛いこともたくさんあります。ただ、一度入所された障害者の方が再び社会に出る事は本当に嬉しい事ですし誇らしくもあります。何が平等か何が物事の本質かを考えながら日々働いています。そんな仕事です。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
利用者の本当は困っている部分に共感できた! 入職1年目の時、ある利用者の方と電子機器の解体作業を行なっていました。ネジが取れずにイライラしており普段は出来るので自分で取るように声を掛けると急に顔をドライバーで突いてきました。やっていい事とやっていけない事があると判断しその場で私は怒りました。
2年目のある日、その利用者が他の方に粗暴行為を受けてしまいました。逆上して報復行為に出ようとしたところ私がタイミングよく止める事が出来ました。その時に「ここで手を出したらあなたが悪くなってしまう」と怒りました。すると「止めてくれてありがとう」と一言言ってくれました。そこで1年目の出来事は“止めてほしかった”ことと、“本当は手を出したくないけど出してしまう”そこに彼が困っていて本当は助けてほしい、どうにかしてほしいという背景がありました。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
幅広い事業展開をしているところ! 大学生時代の現場実習で知的障害者の方と触れ合う機会があり、障害分野で就職先を探していました。大学に求人票が掲示されており応募することにしました。横浜でも都心部より少し離れていて、とても静かな雰囲気の場所に法人本部があるなと感じたことが第一印象でした。また、知らない土地で初めての仕事をすることに期待感を抱いていました。事業説明会を聞き横浜市内にたくさんの事業所を展開して間口が一つではないところが面白いと思いました。そしててらん広場の施設見学をしました。てらん広場は施設なのに鍵がほとんどかかっていないのでとてもアットホームな印象を受けました。以上の理由から志望して、縁あって今でも続けられています。 |
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これまでのキャリア |
てらん広場第一(10年目)
1棟園外作業班(1年目~6年目)
3棟リサイクル班(7年目~10年目現在)
兼務として放課後等デイサービスTポート(3年目~8年目まで) |