これが私の仕事 |
発達障がいや軽い知的障がいを持つ高校生を対象に、就労支援をしています。 今現在は高校3年生に該当する利用者の就労訓練と就労支援を担当してします。
面接の練習や履歴書の書き方、ビジネスマナーの習得といったキャリアスキル訓練や、就労希望先の試験実習内容に合わせ、パソコンの入力作業や手先の器用さを伴う巧緻性作業などのワークスキル訓練を支援しています。
最初は知らない事が多く、なかなか気持ちが就職へと向かない人が多い為、意識や感覚をどのように切り替えていくのかが難しいところです。
しかし、訓練や実習を重ねる中で段々と経験や自信を身に付け、内向的だった人がミーティングの進行役を担うようになったり、実習の巡回に行った際に普段とは異なる凛々しい姿が見られたりと、日々成長を感じています。社会へ出ていく過程を共にできるのは、非常に感慨深く、やりがいのある仕事だと思います。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
自分が考えた作業訓練で、大きなスキルアップ! ハサミの扱いが苦手な利用者が多いことから、定期的にハサミを使う練習をしていましたが、すぐに飽きて手遊びを始めたり、頑張っていてもガタガタになって嫌になってしまったりする利用者が続出していました。
そこで難易度を段階分けして、切り取る課題をレベル別に作成して実践してみたところ、ゲームが好きな世代であるためか、レベルを上げることに達成感を感じ、高い集中力と向上心を持って取り組む事ができました。
また、ガタガタになってしまう人には課題を半分にして挑戦したところ、上手に切ることができ、同じように達成感を感じられていました。
見違えるほど上達した人もおり、上達していることや課題のレベルアップを伝えた時の、彼らの嬉しそうな表情やガッツポーズを見ると、私自身も成果ややりがいを感じることができ、嬉しいです。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
人生の最後まで、亡くなった後まで支援というスタンスに惹かれました。 私は学歴にあまり自信がなかったため、人物を重視する企業を模索している中で、当法人の説明会に参加しました。
障がいの重い方や、高齢の方の中には身寄りがない方も少なくない現状がある中で、同愛会には職員の中に住職の方がおり、お墓も構えています。説明会での「亡くなった後も支援を」という言葉は当初入所施設での支援を希望していた私にとっては非常に印象強く、他にも複数の福祉施設の説明会に参加しましたが、亡くなった後までに言及した法人は同愛会だけでした。
その人の人生を考え、寄り添っていける人が必要であるという言葉が大きな決め手となりました。
また、歴史の長さから多種多様な事業形態があり、障害の種類や程度、年齢層が幅広く、それに伴う様々なケースや経験が豊富にあることも、決め手の一つとなりました。 |
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これまでのキャリア |
当法人:リエゾン笠間(4年間)→当法人:横浜健育センターへ異動(今年で2年目) |