これが私の仕事 |
軽い知的障害や発達障害のある高校生の”じりつ”を支援 横浜健育センターには、教育と福祉の機能があります。午前中は高校の授業、午後は自立訓練・就労移行支援のプログラムです。
午前中は、教員免許を活かして高校福祉の科目を担当しています。以前働いていたグループホームでの生活支援や介助方法等も授業内容に関わるので、自分の体験も交えて話せることに充実感があります。
午後は、表現や運動、生活自立から企業実習に向けた就労訓練まで、様々なプログラムを準備します。また、個別に面談をして、自分の課題や今後どうなりたいかを話して目標を決めます。担当は1年単位なので、限られた期間で取り組む難しさがあります。しかし、高校生は変化が早いですし、集団の中で日々影響しあいながら過ごしているので、成長を感じる瞬間が嬉しいです。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
文化祭の発表を利用者たちが考えて創りました! 文化祭のクラス発表の取り組みです。話しあいの結果ダンスを選び、選曲や振り付け、衣装作成も彼ら自身が決めて取り組みました。最初は、自分の思い通りにならない苛立ちから違う方向を見ていました。しかし、怒って泣いて喧嘩して、考えや思いを伝えあう過程で、どうすれば良くなるかを考える視点が出始めました。また、話しあった目標に対して、一人一人が主体性を発揮し、お互いの良い所や改善点を自然に伝え始めた所が強く印象に残ります。文化祭当日の彼らの生き生きとした姿は忘れられません。
2か月程の準備期間に、一人一人が、そして集団が互いに影響しあって目覚ましく成長しました。今まで知らなかった彼らの魅力とパワーにも驚きました。この過程をサポートしながら、色々な経験を共有できたことがとても嬉しく、学びも多かったです。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
多様な事業所と法人理念が魅力でした。 就職活動当初は、企業や医療事務等も検討していましたが、面接を受ける過程で福祉の現場を希望するようになりました。その後は、福祉が充実していると聞いた横浜を中心に就職活動をしました。同愛会を選んだ理由は、様々な事業所があり、幅広い経験ができると思ったからです。もともと地域生活を支える仕事に携わりたかったので、関心のあったグループホームや地域活動ホームがあるのが良かったです。また、「人生(存在)への支援・援助」という法人理念が印象深く魅力だと思いました。 |
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これまでのキャリア |
グループホーム生活支援員 (8年間) → 横浜健育センター 支援員・講師 (現職・今年で2年目) |