こんにちは、法人事務局・採用担当です。
『【企業・業界研究】誤解されるけど、わが社は実はこうなんです。』についてコメントします。
まずは「障がい福祉の仕事」について誤解を解かないといけないのかもしれませんね。学生さんからよく言われる「障がい福祉の仕事」のイメージって
●障がい者支援って高齢者介護とどう違うの?
●きつくて給料安いんじゃないの?
●将来、結婚・出産をしても仕事を続けられるの?
●支援員でキャリアUPすることは可能なの?
それぞれ大変に思うか、やりがいを感じるかは人それぞれと言うことを前提に・・・
【障がい者支援って高齢者介護とどう違うの?】
障がい者支援は高齢者介護とはだいぶ異なります。食事介助や排泄介助など必要とする利用者さんも一部いますが、必ずしも身体介護が中心ではありません。それぞれの人生に向き合って、自分に何ができるか?を試行錯誤する仕事です。
障がいのある方の殆どが何らかの生き辛さを経験され、頼れる居場所を転々として現在に至っています。大切にしているのは「その人らしい生き方を支援する事」です。支援するという事は一言では表せない様々なケースがあるのです。人権を尊重しながら人と関わるっていう土台は、皆さんが友達と関わることと何ら変わりはありません。失敗も数多くあります。しかし、丁寧に諦めずに継続して振り返り、次の支援に活かしていけば必ず関係は築き上げられます。失敗するからこそ、信頼関係ができた時の喜びは大きなものになります
【きつくて給料安いんじゃないの?】
働いている私たちはあまり実感がないのです。世の中きつくない仕事はありませんし、厚労省の「令和5年度賃金構造基本統計調査」では他業種と初任給を比較してあまり変わりません。社会福祉法人は「非営利性・公共性」の観点からも安定性がありますので奨学金も計画的に返済が可能です。年1回の昇給も若い人たちに厚くしています。
【将来、結婚・出産しても仕事を続けられる?】
続けられます。女性は産休・育休100%取得。非常勤等に雇用形態を変更して勤務日数・時間を調整することもできます。比較的大きな法人のようですからスケールメリットで様々な働き方・勤務地が選択できるのが特徴です。
【キャリアアップは可能なの?】
可能です。支援現場で支援技術や他機関や家族との連携を学び、相談支援員になったり、実際に大小さまざまなチームをマネジメントする管理職に昇進するケースがあったり、多種多様です。要するに自分の道は自分で切り開ける土壌があるということです。既存の組織だけではなく、利用者にとって必要なら、新しく自分なりの仕事を創ることもできます。チャレンジするあなた次第でチャンスはたくさん転がっています。
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写真は7月26日、ピープルファースト(以下PF)の仲間たちが追悼のため津久井やまゆり園での献花の様子です。
利用者19人の命を奪い、26人に重軽傷をおわせた「津久井やまゆり園事件」
あの凄惨で痛ましい事件から、8年を迎えます。
この日が来ると何故か障がいのある仲間たちの心の悲しみを深く感じます。
二度とこのような悲劇を繰り返さないために私たち一人一人が障がいのある人たちをどのように支えていくべきなのか?
日々、葛藤が続いています。
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