先輩社員紹介 vol.2
I.Yさん (京都大学)~「実験が好き」という気持ちに正直であってほしい!~
学生時代の研究について
大学の時は、生活科学部・食品科学研究室に所属し、管理栄養士を目指して勉強していました。卒業研究でOBIという研究所と共同研究を行い、網膜の発生におけるアポトーシスの役割について研究しました。それまで学んできた食品とはまったく異なる内容でしたが、分子生物学という面では考え方や実験手法は同じなので、研究自体に戸惑いは感じませんでした。それ以上に、新しい世界に出会えたこと、研究できたことがすごく楽しかったんです。
ずっと「将来は管理栄養士になるんだ」と思ってその道一本でやってきましたが、この研究を通して、「研究する」ということそのものの楽しさを知りました。だから、実験できる仕事を探してアドバンテックに出会いました。
現在の仕事について
学生時代に研究した食品とも網膜とも違う、新しい内容の研究に携わっています。京都大学のiPS細胞研究所に所属し、遺伝子配列の解析が主な研究テーマです。
今配属されているこの研究所は、研究の実績も、設備も、スタッフも、本当に充実していて、とても良い環境で仕事させていただいてます。
仕事・働き方について思うこと
私がいる研究室には、約300人のスタッフがいます。大勢で様々な研究を分担したり、協力したりして進めているので、自分の割り振りをこなすことでその研究に参加しているという感じです。スタッフの数も揃っていますし、設備も整っているという恵まれた環境にいることもあり、今は自分に与えられた仕事だけでも十分に研究ができています。
学生の皆さんへのメッセージ
アドバンテックは「道をつくってくれるところ」です。今急いで何か一つに決める必要はないんです。いろいろなことをやれる環境を選ぶのも一つの道。研究がしたいという気持ちを大切に、就職活動を頑張ってください。