これが私の仕事 |
障害者福祉支援員。障害のある人の労働保障、および仕事のサポートを行う。 障害のある人が、労働を通して人との繋がりを持ち、社会参加ができるよう支援します。労働を通して、やりがいや役割意識を持つことでの心理的なゆたかさや、工賃を保障することによる金銭的なゆたかさをもって生活できるようにすることを大切にしています。
また、労働だけでなく、施設や班の行事などを通じて様々な経験を重ね、幅広い生活ができるようにしています。将来の生活についても、本人や家族と話し合い、希望に添える生活ができるよう、今行える支援は何なのか、将来に向けて準備することは何か、などを考えます。
支援の基本として、障害者の発達保障を重点に置き、幅広い経験や人との関わりを通じて、その人らしく、ゆたかな生活ができるようにしています。また、本人に対しての支援だけでなく、社会への啓発活動も行っています。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
利用者と一緒に、大きな仕事をやり遂げ、喜びをみんなで共有できた時。 去年の10月末、班のメンバーが新しくなり、戸外労働など新しい仕事に取り組むようになったので、初めての経験が多くありました。班が変わってすぐ、遊園の除草作業をしなければいけなくなり、試行錯誤しながら一生懸命作業に取り組みました。作業内容は、遊園の雑草を手作業で根っこから抜き、きれいにすることを、一週間で仕上げるというものでした。作業に使う道具や作業の進め方を、班職員と考え、利用者に説明しながら行いました。「本当に一週間でできるのか」という不安もありましたが、みんなの頑張りのおかげで、無事、一週間で仕上げることができました。作業中は利用者から「疲れたー」という声が多く聞かれましたが、作業が終わってからは「頑張ったな!」とみんなで仕事をやり遂げた喜びを共有することができ、嬉しくなりました。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
職員の利用者に対するかかわり方や、職場の雰囲気がいいと思いました。 社会福祉士の資格取得の為の実習を、この職場で行ったのですが、職員からの的確な指導により、非常に学びの深い実習になりました。重度重複障害のある人が所属する班での実習でしたが、職員が利用者に対して、何か介助や支援をするときなど、一つひとつ丁寧に利用者の了解を得てから行っており、利用者の気持ちを尊重して支援しているということが強く伝わってきました。
また、毎日のように自然に職員同士が集まって、今日の利用者の様子の話や、支援についてなどの話をしており、一人で仕事をするのではなく、職員同士で助け合いながら、知恵を出し合いながら仕事をしている職場であると思い、魅力を感じました。仕事の話だけでなく、和気あいあいと話をしている様子をみて、職場の人間関係が良好で、気持ちよく仕事ができる環境であると思いました。 |
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これまでのキャリア |
にっこり班支援員(2年半)→ひまわり班支援員(7か月) |