銀行、信用金庫、証券会社、保険会社など、1381社もの金融機関がある日本(2024年6月末現在・ニッキン調べ)。数多くある金融機関の中でも、日本でただ1つの“はたらく人のための福祉金融機関”として事業を運営しているのが、「ろうきん」です。私たちは、はたらく人たちから資金をお預かりし、それを大切な共有財産として守り、はたらく仲間とその家族の生活を豊かにするために住宅・結婚・教育資金などに役立てています。
預金、ローン、各種サービスなど、業務内容で見るとほとんど同じ「ろうきん」と「銀行」ですが、この2つの機関の違いは営利を目的としているかどうかがポイント。銀行は『株式会社組織』であるため営利目的で事業を展開しており、事業により創出された利益は株主に還元されていきます。一方、ろうきんは『協同組織金融機関』であるため、事業展開において営利を追求しない非営利組織。但し、“利益をあげなくてもいい”という意味ではなく、お客様の財産を守るために必要最低限の利益は確保しながら、余剰な利益は商品やサービスに還元。はたらく人たちの豊かな暮らしを支え、生活・福祉向上のニーズに応えていくという側面を持っています。
東北6県に68店舗を構える私たちは、既存のサービスに加えて、インターネットバンキング、口座開設アプリ、SNSでの情報発信など、時代のニーズに合わせてサービスを多彩に展開。はたらく人たちの暮らしを支え、快適で過ごしやすい社会づくりのために地域に無くてはならない存在として支持されています。預金額は増加傾向にあり、2兆3,044億円(2023年度末)で、前期末比30億円の増加。経営の健全性を示す自己資本比率は9.38%で、国内基準を大きく上回り水準は安定しています。このように、時代を先読みしてサービスを展開するフットワークの軽さと、堅実な事業運営といった安定感が強みとなっています。
仕事と子育てを両立するための様々な制度を整えるなど、職員が長く働けるようサポートしている私たち。例えば、出産前・出産後のタイミングにおいては、産前産後休暇や育児休暇、健康を守るための通勤緩和措置、時間外労働の制限など、安心して出産・育児に入れるように配慮しています。また、職場復帰後も所定労働時間の短縮や時間外労働の制限などを設けることで、保育園・幼稚園の送り迎えもできるようにフォロー。働きやすさを目的としたこうした取り組みにより、女性職員の育児休業取得率は100%(2023年度)。更に、女性職員のうち55.5%を占める167名が監督職以上の役割を担い、76名の女性職員が管理職として活躍しています。
事業内容 | 労働金庫法に基づく業務(預金、融資、為替、代理業務ほか)
団体会員数:5,214会員 間接構成員数:819,878人 出資金:84億円 預金残高:23,044億円 貸出金残高:14,149億円 自己資本比率:9.38% 労働金庫法及び金融再生法上の不良債権比率:0.89% |
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設立 | 1951年10月30日(設立総会)
1951年11月30日(法人登記) 2003年10月1日(合併) |
資本金 | (出資金)84億円 |
従業員数 | 1,103人 |
売上高 | 23,044億円(2024年3月期実績) |
売上高 | 14,149億円(2024年3月期実績) |
代表者 | 理事長 伊藤 啓志 |
事業所 | 宮城県仙台市青葉区北目町1番15号
【店舗】 青森・岩手・宮城・秋田・山形・福島に68店舗展開 |
HP | https://www.tohoku-rokin.or.jp/ |
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