これが私の仕事 |
船舶の燃料消費量に関する年間報告書の審査 海運会社から提出される燃料消費量に関する年間報告書の審査業務を主に行っています。国際航海に従事する5000GT以上の船舶に対して、2019年から燃料消費量等の運航データの収集及び報告が義務つけられております。審査では、対象船舶の報告期間、主要目、航海距離、航海時間、燃料消費量等に誤りがないか確認します。通常、当会の提供しているシステムを用いての報告となるため、報告書の作成時やエラーが出た場合の対応等も主な業務です。出来るだけ素早く報告書の審査を行い、修正が必要な場合にはコメントメールを送ります。世界中に様々な顧客がいるため、迅速かつ柔軟な対応が求められます。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
設計段階から建造中、就航後まで船に長く携われることが出来る。 1籍の船に対して何度も仕事を通じて関わっていける事が嬉しいです。私は1,2年目には設計段階や、建造中の船の図面審査という業務を行っていました。特に建造中の船の図面審査では、規則に適合しているのかを丁寧に迅速に確認していかなければなりません。時には規則の変更があり、造船所との打ち合わせや交渉・会議を行う事が多くありました。こうして造船所と共に問題点を解決することで、だんだんと出来上がっていく船に思い入れが強くなっていきます。船が完工した際にはもちろん感動しますし、就航船となってからも現在の業務等で以前審査した船をまた別の観点で審査する時には、子の成長を感じるように大変嬉しく思います。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
世界中が活躍のフィールド 当会は世界中に事務所や支部があり、造船所、海運会社、銀行や商社様々なプレイヤーとの仕事が多岐にわたります。どんな新人もこのような業務を通じて、必ず英語に触れます。この経験が後に海外赴任や海外出張に活きる事でしょう。会社の先輩方とこれまでのキャリアについて会話すると、様々な国と地域での業務経験を聞くことが出来ます。
私が当会について最初に興味を持ったのは、大学院での先輩の話を聞いてからでした。当会の歴史や海事業界への貢献度、具体的な業務を聞いていくうちに当会で共に働きたいと考えました。船の世界は常に、国際規則に従い安全な運航や建造が求められます。その国際規則の改定等に少しでも携われるのは大変魅力に感じました。いつの日か私も国の代表団の一員として国際会議に参加したいです。 |
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これまでのキャリア |
船体部EEDI部門(1年間)→船体部HY部門(1年間)→船舶管理システム部環境部門(半年間)→GHG部DCS部門(現職) |