これが私の仕事 |
建築業者向けのルート営業。建設鋼材の見積から受発注、納入までを担当。 建築物の骨組みを作る鉄骨加工業者向けに建設鋼材を販売する仕事。
最初に得意先(鉄骨加工業者)がゼネコンから仕事を受注するにあたって、まずゼネコンが請負う建築物の骨組みに使われる材料を拾い出す。我々はこの材料が幾らかかるか、見積を行う。
次に得意先が仕事を受注したら、改めて同業他社との競争になる。仕入先と納期・価格に関する折衝を行い価格競争や営業活動によって顧客の信頼を勝ち取ることで、仕事を受注する。
最後に受注した仕事に使用される複数の鋼材を各メーカーに発注する。鋼材は受注生産が原則であり、各品種毎に発注後納期も2~4か月と幅がある為、顧客の使用順序に合わせ、納期管理を行う。これらをミスなくこなすことが客先の要望であり、トラブルを事前に防ぐ、またはうまく収めることが次の仕事に繋がる。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
諸先輩が築いてきた顧客との関係をいかに継続し、次へ繋ぐか。 数年に一度、担当者の部署異動や担当替えによって顧客の引継が発生する。諸先輩が築いてきた顧客との関係性をいかに継続するか。顧客の大部分は諸先輩が担当だったころの記憶があり、自分の仕事ぶりはライバル社だけでなく自社の昔の先輩方とも比較される。
キャラの違う先輩から引継いだある顧客には、当初は苦戦を強いられた。顧客の立場にたって工夫をしながら仕事をするものの、特段評価されるわけでもなかったが、自分が担当を外れる際には、君に担当してもらえてよかったと言って頂いたこと。
また図面トラブルを抱えた案件の応援を行った際、普段取扱いのないステンレス加工品の手配に苦戦し、納期遅延が発生した。その会社と取引のある他部署の口添えや先輩の指導を仰ぎ、東名阪の現場・工場を数度往復する中トラブルを解決したこと。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
鉄鋼業界は裾野が広く、流通の役割は多岐にわたる。 業界・業種の中から素材メーカーを志望し、化学・繊維・鉄鋼と業界別に会社を見て回る中、鉄鋼業界の実直な人が多く、ざっくばらんな雰囲気が自分の朴訥で真っ直ぐな性格に合うように感じた。
鉄鋼業界・メーカーに焦点を絞り、高炉・電炉メーカーを複数志望するもいずれも縁がなかった。
この時点で違う業界のメーカーを志望にするか、鉄鋼業界にこだわるべきか、友人と相談したところ、鉄鋼業界の流通業を勧められ流通業が視野から抜けていたことに気付く。
数ある鉄鋼流通業の中で我社を選んだ理由は、高炉メーカーと直接取引のある一次商社であったこと、親会社が財閥系商社であり、取引先・業界が幅広くあったこと。
鉄鋼業界は裾野が広く流通の役割は多岐にわたり、その一翼を担いたいとそう思えた。但し、その時点で職種は考えていなかった。 |
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これまでのキャリア |
【総合職】経理部(4年間)→営業(現職:今年で7年目) |