路面凍結による交通事故や交通渋滞。山田技研は、そんな道路における雪や氷といった障害を克服する技術や機器、システムを提供する会社として設立しました。現在は、国土交通省や各自治体、高速道路会社や鉄道会社など、交通を管轄するさまざまな分野に広く普及しています。ニッチな分野ですが、みなさまの安心・安全な移動と生活に貢献するやりがいのある仕事です。ぜひ一度インターンシップでご覧ください!
山田技研は、冬期交通分野や環境・エネルギー、防災分野まで道路の雪や氷対策の最適化に貢献する技術やサービスを開発・販売している会社です。特に道路における雪や凍結といった障害を克服する技術に強みをもち、これまでに車載式塩分濃度システムや路面センサー、気象センサー、画像伝送・位置把握システムなどを開発。常に新しい技術やサービスの開発に注力することで業界をリードしてきました。今後は、「冬期交通雪氷対策の最適なソリューション提供」をモットーに、自然・環境・交通・情報分野で積極的な研究開発をおこない、日本だけでなく、世界の人々がより安心できる環境づくりを目指していきます。
福井という豪雪地帯での苦労から生まれた私たちの技術は、国内で8件、国外で3件の特許を取得。現在国内では、国土交通省や福井県・福井市をはじめとした北陸・近畿地域の市町村などの官公庁から、大手高速道路会社や大手鉄道会社などの民間企業まで、その技術が幅広く利用されています。また、福井大学や福井工業高等専門学校、大阪工業大学などと共同研究を実施し、広い知見と自社の経験を融合させた開発をおこなっています。さらに2011年には輸出第1号として、スペインの道路会社へ車載式塩分濃度システムを納入。それ以来、国際会議での展示や発表、モンゴルでの導入など、独自の製品やサービスは世界に次々と広がりをみせています。
私たちの主な仕事は、各製品のセンサーの開発・設計、製造、ソフトウェア開発など。製品が完成するまでには、ソフト系、機械系、営業、それぞれの担当が連携した抜群のチームワークですすめていきます。営業はもちろんですが、開発職であっても現場での設置状況の確認やお客さまとの打ち合わせをおこない、それを製品に生かせることが特徴。機会があれば、導入後のお客さまから要望や改善点などとともに喜びの声を聞けるのも、次への大きなやりがいになっています。また開発は、ある程度の裁量が与えられるため、責任はありますが、自分の考えやアイデアが試すことができ、それが自分の成長につながるのが魅力です。
事業内容 | ◆コンサルタント:克雪・利雪・環境による調査、設計
◆計測機器の開発・製造・販売 ・道路・鉄道 雪氷関連計測機器 ・道路パトロール支援システム ・ピコ水力外灯 ・河川水位計システム |
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設立 | 1989年7月 |
資本金 | 1,000万円 |
従業員数 | 10名(2022年7月時点) |
売上高 | 27700万円(2021年6月時点) |
代表者 | 代表取締役 山田 忠幸 |
事業所 | ◆本社
福井県福井市花堂南2-5-12 TEL:0776-36-0460 |
沿革 | 1987年 山田技研創業
1989年 山田技研株式会社に改組(資本金500万円) 降雪融解熱量計測制御センサを開発し、融雪用散水量調整システムの概念を確立 1993年 路面の降雪融解熱量及び凍結防止熱量計測装置を開発 1994年 旧建設省 近畿地方建設局の試験フィールド事業で「降雪/凍結熱量計測制御センサ(以下ウィンターセンサ)」が散水融雪制御用に採用。 1995年 資本金を1,000万円に増資 財団法人若狭湾エネルギー研究センターと雪エネルギー利用に関する研究開始 1997年 マイクロ水力発電装置を開発 1998年 第5回京都ベンチャー大賞を受賞(ウィンターセンサのリアルタイム情報利用) 2000年 福井県科学技術顕彰の奨励賞を受賞 2003年 日本雪氷学会からロードアイの開発・製品化と雪の技術活動で雪氷技術賞を受賞 日本道路会議で、ロードアイ・ウィンターセンサによる融雪制御技術に関し、日本道路公団東北支社が優秀賞に選ばれる。 2004年 ロードアイによる路面の監視制御方法を国際特許申請(のち取得) 2006年 NEXCO中日本・NEXCO西日本に車載式塩分濃度システム(以下塩分システム)を納入 2008年 第3回福井県科学学術大賞特別賞を受賞 2009年 関西モノ作り元気企業300社に選定。 2010年 第13回PIARC国際冬期道路会議ケベック大会(カナダ)にて塩分システムを展示 第25回寒地技術シンポジウム 「寒地技術賞」受賞 2011年 スペインの道路管理会社に塩分システム1セットを納入(輸出第1号) ハイウェイテクノフェア(於:東京ビッグサイト)に出展、以後毎年出展 2013年 NEXCO東日本東北支社よりロードアイ計測データ監視システム検討業務受託(以後5年間実施) 2014年 第14回PIARC国際冬期道路会議アンドラ大会に塩分システムを展示、塩分システムの論文発表実施 旅客上家屋根融雪制御システムをJR東日本新潟支社・越後湯沢駅及び小出駅に設置 2018年 第15回PIARC国際冬期道路会議グダニスク大会に塩分システムを展示、塩分システムの論文発表実施 NEXCO西日本関西支社 福崎高速道路事務所より塩分濃度特性分析業務受託 2019年 国際協力機構(JICA)の「中小企業・SDGsビジネス支援事業」において、モンゴルでの塩分システムを活用した事業計画が採択される(基礎調査)。この年、首都ウランバートルにて2度の渡航を実施。 |
ホームページ | https://www.yamada-giken.co.jp/ |
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