学生のみなさん、はじめまして。
神村製作所の江藤と申します。
先週の記事にもあったように、当社のメンバーにとって展示会は少し特別。
自分の技術力を発揮する場でもありますし、社内外問わずに自分の事を認めてもらえるチャンスだからです。
展示会以外にも業界団体主催だったり、機械メーカー主催のコンテストが開催されており、当社は積極的に参加しています。
私が以前大賞を受賞した「将棋盤」(画像参照)は、職業訓練法人アマダスクール主催のコンテストに出展したものです。
この作品、構想から実現までめちゃくちゃ時間がかかったんです!
駒の素材を全て変えているため、ひとつひとつ図面をオリジナルで作成する必要があり、加工するのも機械の設定を細かく変更しながら調整し、造り上げていきました。
社内のメンバーにも知恵を借り、手伝ってもらいながらようやく完成。
達成感はすごかったのですが、最初は完成した実感が湧かずフワフワした感覚でした(笑)
コンテストに出場した時は、「あれだけ頑張ったんだから評価されるだろう。」と自分を鼓舞していました。
最後の結果発表の瞬間は今思い出しても、胸が熱くなります。
私の記事はここまでですが、次回は将棋盤を造る時に手伝ってくれた匠の苦戦した仕事について書いてもらいましょうか。
では、失礼いたします。