これが私の仕事 |
受託開発から先行技術開発へ 2023年の春先までは受託開発業務を担当していました。その時には電動化車両のワイヤーハーネス設計・製造、制御ソフト設計・作成など様々な業務を行い、幅広い知識を得ました。製造したハーネスは車両へ取付けも行い、制御ソフトは机上のデバッグ、実車でのデバッグと、携わった業務は最後までやり切ることがほとんどです。
現在は初めて使う部品の試用や業務効率を上げるための環境整備、新技術の獲得を行っています。初めて使う部品は他社員が困ることのないように手順・使用方法・注意事項をまとめています。このような資料が以降の業務をスムーズに行えることに繋がります。時にはExcelのマクロ(VBA)を駆使してツールを作ることもあります。新技術は将来の受託開発の付加価値となることを目指し、自動運転の技術を学んでいます。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
偶然の成功 入社2年目の頃に制御ソフトの作成技術習得のため、試作車両製作に加わりました。この試作車両は未来を見せるものでした。車両はライントレースの車で人が操作しなくてもバック駐車ができる、持ち主を迎えに来てくれるというイメージのものでした。(前半部分は現在のパーキングアシストですね。)このバック駐車がなかなか上手くいかず、困っていました。試しにバックの時はライントレースさせず、強制的にハンドルを操作する制御を追加したところ、偶然スムーズに駐車することができました。
「できないだろう」というムードだったのが変わったのを今でも覚えています。もちろんこれは「偶然成功した」に過ぎないので、その後も調整や改良を行いましたが、この成功した瞬間に勝るものはありませんでした。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
電気自動車の難点を解決する発想に惹かれた 私が就職活動をしていた頃の開発事例として「電池交換式タクシーの開発」というものがありました。私は元々、車が好きで電気自動車は走行距離の短さが普及しない理由と考えていたため、電池交換式という発想の柔軟さに惹かれました。(今となっては「そういう案件だったんだなー」とわかりますが)
入社後は想像を実現できること、それが完成するにつれて形になっていく様子を楽しく感じています。また、自分が設計したもの、製造したものが動いたとき、お客様がほめてくれたときは達成感とともにとてもやりがいを感じます。 |
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これまでのキャリア |
2014年:入社
2014~2022年:受託開発
電気自動車や燃料電池車のワイヤーハーネス、制御ソフトの設計・製造
2023年~現在:先行技術開発
「これが私の仕事」で記載したような社内向けの業務 |