これが私の仕事 |
小林製薬の製品製造にあたる「調剤」を担当し、工程改善に取り組む。 現在は調剤グループで製品製造にあたる「調剤」工程に携わっています。今までに「命の母」「のどぬーるスプレー」「タフデント」「噛むブレスケア」の製造に携わってきました。具体的には、システムで間違い防止を図りながら原料を量り、調剤(混ぜたり、粉砕したりします。)を行います。命の母では一度に340キロ(約180万錠にあたる)の調剤を行うので、意外と体力も使います。錠剤ではコーティング液も自分たちで調剤し、コーティング作業を行います。不良品製造にもつながってしまうので、お客様第一に考えて、丁寧に、綺麗に、ミスをしないことを心掛けています。通常業務と並行し、調剤工程の改善業務も私たちの仕事です。製造現場をより良く改善することによって、製造できる製品の種類も増え、生産性向上・生産コスト削減にもつながります。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
現状に疑問を持ち、自ら率先してメンバーへ働きかけ、改善できたとき 現場には、まだまだ改善できる製造工程がたくさんあると思っています。その点に気づくことができ、自ら率先して改善できたときはとても嬉しいです。もちろん一人で改善作業はできませんので、調剤グループのメンバーやQCグループ、薬粧品生産グループ、生産管理グループなど、様々な方と調整し、協力を仰ぎます。以前、「命の母W」のコーティング工程にかかる時間の短縮テストをした時のことです。現在実施している製造工程を一つ省くことによって、製造にかかる時間も、パワーも省き、品質を担保できるか実験するテストでした。メンバー全員にテストの目的や内容を共有し、チーム一丸となってテストを成功させることが出来たときは嬉しかったです。もっと自分の力を磨いて、改善に取り組んで行きたいです。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
市場に出ていく多くの新製品製造に、テストから携わることができる。 当社では新製品を新しく作り始めることが多く、市場に出回る製品の製造に、テストから携わる機会が多いという点が入社の決め手です。自分の携わった製品が市場に出回り、世の中に必要とされれば喜びはひとしおだと思います。私は学生時代、装置の攪拌能力を動力、形状、容量に対する相関性を調査し、ラボスケールの小さい攪拌装置から、実際工場で用いられるサイズの装置を網羅できる相関式を導出することを目標に研究していました。就職活動当時は、そういった知識がものづくりの現場に活かせるのではないかと思い、企業研究をしていました。研究の基礎であるデータ収集、まとめる力、課題に対して解決策を考え発表する力は、とても役立っています。一つでも多く、小林製薬の製品を富山で製造できるよう、今後も頑張りたいです。 |
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これまでのキャリア |
製造技術職(調剤担当)2年→製造技術職(機械担当)1年 |