株式会社山本電機製作所

私たちの会社は、微差圧計測とシステム制御の分野で、業界をリードする開発力を持つ企業として国内外で広く認められております。その背景には外国製の計測機器が主流の中、私たちはいち早く国内での微差圧計の開発に取り組み、1961年に国産初の微差圧計の販売をスタート。その後も、お客さまからの要望をもとに改良を重ね、「マノスター・ブランド」を生み出しました。当社の製品は医療施設のクリーンルームや半導体製造装置など業界問わず導入され目には見えませんが様々な分野で活躍しています。今では、この自社ブランドは微差圧計の代名詞としても扱われるようになり、私たちの開発技術や品質に多くの企業がご満足いただいています。

創業当時から受け継ぐ独創性重視の製品づくりには、自分たちで可能な限り開発する「自作主義」が根本にあります。トップクラスのシェアとなった今でも、技術力向上を追求しています。他社とのパートナーシップ・ディベロップメントに取り組み、積極的に共同開発を行うことで、エンジン制御装置などのいち早い生産の成功に始まり、新たな取り組みとして液体水素に関連した製品の開発、航空宇宙に関する規格も取得。また、開発・生産の効率化のため、本社工場に機能集約し、各部門が密接に連携できる環境を実現しました。このように技術力向上と開発・製造体制の改善の両方に取り組み、お客さまに信頼と支持を得られるものづくりを行っています。

私たちの強みは、高い技術力と開発力ですが、それだけでなく、多様な人材が活躍していることも特徴の一つです。創業当初から多くの女性社員が在籍し、産休・育休の取得推奨や時短勤務制度の適用など、ワークライフバランスを重視した働き方を推進してきました。また、社内トレーナー制度や外部研修などを通じて、社員一人ひとりが必要な技術や能力を身につけられるように支援しています。従業員資格等級制度を採用することで、昇格に必要な要件が分かりやすくなり、しっかりと目標に向かって努力し経験を積むことが可能です。プライベートと仕事、どちらも充実させられるので、長くやりがいと目標を持って働けます。