これが私の仕事 |
ゴム製品の開発~配合設計から量産化まで~ ゴム材料の配合設計から試作・量産化まで幅広く携わっています。
最近では主に、高濃度の放射線環境下でも使用できるゴム材料を開発しています。このゴム材料は福島復興に向け、なくてはならない材料であり、特に製品の交換頻度の低減による、交換作業時の放射線被曝量の低減、廃棄物の低減に貢献できる材料です。
研究分野では大強度陽子加速器施設にも使用されており、施設の安定的な運用になくてはならない材料です。
また、放射線を遮蔽できる鉛フリーのゴム材料の開発にも取り組んでいます。鉛フリーのゴム材料であることから、ゴムの柔軟という特徴を活かしつつ、人体・環境への負荷が少ない材料として期待されています。
このように、開発する面白さだけではなく、世の中に貢献できていることを実感できる非常にやりがいのある仕事です。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
お客様の要求特性を満たす瞬間 ゴム業界は職人気質の強い業界です。というのも、単にゴム配合といってもメインのゴムの他に、補強性を付与するための添加剤など各案件の要求特性に応じて五万とある添加剤のなから最適な添加剤を添加する必要があります。
そのため、今の科学技術をもってしても未だ解明されていないメカニズムなどが多くあり、製品開発のためには未だに設計者の勘や経験が重要視されています。
このような背景から、要求特性を満たすまで配合検討・試作を何度も繰り返すことでしか最適な配合を見つけだすことができません。時には、どうしても要求特性を満たすことができずに断念することもありますが、その分、製品化を達成した時は何事にも代えがたい喜びを感じます。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
ゴムだけじゃない研究開発型メーカー 研究開発型メーカーに魅力を感じました。
入社して感じたことは、チャレンジさせてくれる会社だということ。
熱意があれば入社年数関係無く何事にもチャレンジさせてもらえます。
その分、責任は重大ですが、この風土が研究開発に特化した人材育成には必要だと思います。
そして、早川ゴムだがゴムだけじゃない。ということ。
最近では、スマートフォン向け粘着テープなど製品群は多岐に渡っており、様々な分野のスペシャリストが集結しています。
また、各技術者の席は一か所に固まっているため、気軽に意見交換ができます。意見交換によって異分野の最新の技術に触れあうだけでなく、時には製品開発のヒントになりうる場合もあります。
困ったときには、助け合いながら全社一丸となって製品を開発している。早川ゴムはそんな会社です。 |
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これまでのキャリア |
技術開発グループ防水技術チーム
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生産技術グループ生産技術2チーム
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技術開発グループ技術開発2チーム
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技術開発グループ材料技術チーム |