■出身校:京都大学 工学部 物理工学科
食品、サニタリー用品、医薬品、精密電子部品など様々な業界の機械設計を行ってきました。どの商品も形状や特徴、注意すべきことなどが違いますので、それらに合わせて1から設計開発を行っています。
京都製作所の設計者には
1.性能
2.設計納期
3.機械コスト
4.設計コスト
5.B.M.(Back Margin)
という5項目を満たすことが求められます。
お客様に満足いただける設備を納期通りに完成させることはもちろんのこと、設計にかかる原価管理や納期管理をしっかりと行わなければなりません。
5項目の中のB.M.はいわゆるチャレンジするための予算。
毎回、新規開発を行っているので不確定要素も多く、いくら注意をしていても失敗はつきものなのです。
失敗を恐れず、チャレンジし新たな技術を身に付けていくための予算といったところでしょうか。実は、この5項目をしっかり守るのは難しく日々精進しています。
仕事の範疇が広く責任と権限が大きいことです。
新規開発を行う上で、仕事の進め方などは、実際のところ先輩や上司から教えてもらえるわけではありません。
自らの判断で、限られた予算の中で解決方法を模索し、実行に移していく必要があるわけです。
もちろん責任は伴いますが、与えられた条件の中で自分の思うように、開発を進めていけるのは大きなやりがいといえます。
個人の技術力がしっかり身につくと感じ、この会社を選びました。
もともと会社の技術力は非常に高いのですが、お客様から示される要望の難易度もとても高い…仕事量も多く、厳しい開発環境と感じることもあります。
ですが、頑張れば頑張るほど自分の力もつき、更に難しい開発にチャレンジさせてもらえるところが大変魅力的です。入社してから周りを見渡しても平気で一人一人が機械を一台開発しており、改めて京都製作所の技術力の高さを実感しています。
社内で尊敬している上司のようなエンジニアになることです。
現在の直属の部長は、自身で開発設計を行いながら様々なプロジェクトをとりまとめています。思い悩んだときに相談すると機械について驚く程何でも知っており、忙しい日々の中で、いつどこで情報を得ているのか不思議でなりません。
これからは、より高度な技術力を身につけることは勿論、5項目の管理と後輩の指導育成なども含めマネジメント力もしっかりと学んでいくことを目標としています。