京都製作所の開発技術にまつわるクイズを、毎月お届けします。わかった方は、是非ブログのコメント、もしくはメールでお知らせください。個別にご返答します!
今でこそ様々な記憶メディアが乱立するご時世ですが、つい少し前まで、録音といえばカセットテープが主流でした。
そういえば、カセットウォークマンの生産終了がニュースにもなりましたね。
実は、京都製作所は、当時ソニーから依頼を受け、カセットテープをプラスチックケースに充填する「カセットケーサー」を開発しました。
処理速度は、当時実用化されていたものの3倍という超高速処理が可能で、しかもカセットやケースに、処理中の擦過傷をつけないという安定性を誇り、「世界に通用する技術レベル」と内外から高い評価を受けました。
欧米進出のきっかけとなったこの機械…ところが当初海外ではさっぱり売れなかったのです。
さて、世界が認めた優秀な機械であるにもかかわらず、この機械はなぜ売れなかったのでしょう。
勿論、値段が高いから、といった単純な答えではありません。
◆京都製作所 新卒採用サイト