これが私の仕事 |
店長は管理職ではなく、売場の演出監督。 私はこれまでに都心から地方の大型店まで、9店舗で経験を積んできました。それぞれに地域ごとの特性があり、お客さまから求められるものが変われば売り方だって変わる。何年経っても飽きることのない、本当に面白い仕事だと思っています。そして現在は店長として、メンバーを導く立場になりました。責任は重くなりましたが、チャレンジしていく姿勢は同じです。どうすればお客さまの期待に応えられるか、みんなで考えていくうえでのまとめ役だと思っています。今の店舗でいえば、従業員はパートさんをふくめて400名を超えます。みんながお客さまの声を聞き、私はそこからみんなのアイデアを集めて、売場づくりに活かしていく。店長というと管理職のイメージがあるかもしれませんが、“売場を演出する監督”といったほうが近いかもしれません。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
「たのしい体験」を、私たちの売りにしよう。 店舗の取り組みとして、「ありがとうノート」というのを売場の部門ごとにつくり、毎日お客さまからいただいた言葉や、従業員の気づきをメモしています。最近そこから生まれたアイデアでは、「こども売場を、アトラクションにしよう!」という施策があります。おもちゃ売場の面積を思いきって拡大し、売場の真ん中にはプラレールなどが走り抜ける模型広場をつくるなど、売場のいたるところに“たのしい体験”ができる仕掛けをつくりました。みんなで考えた狙いは当たり、週末のお子さん連れのお客さまの数は2倍に増えました。もちろん商売である以上、数字にもこだわらなければいけないのですが、それだけではつまらない。まずは自分たちがこの仕事をたのしんでいないと、お店のファンは増えていかないと思うのです。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
自分も「相手の気持ちがわかる人」になりたい。 就職氷河期と呼ばれた時代の真っただ中で就職活動をしていた私は、いろんな不安を抱えながら、人生初のリクルートスーツを新調しに近くのイトーヨーカドーへ行きました。そのような心持ちだった状況を察してくれたのか、その時の店員さんがとても親切に対応してくれました。自分もこんな風に人と接することのできる大人になりたい。まだ将来をはっきりとイメージできていなかった当時の私は、強くこころを惹かれました。家の近所にあったこともあり、昔からなじみのあるお店ではありましたが、この時にイトーヨーカドーが応募先の選択肢に入りました。結局、4社ほど内定はもらうことができましたが、親切に対応いただいたイメージが背中を押し、イトーヨーカドーへの入社を決めました。私の仕事に向き合うスタンスは、ここから始まっている気がします。 |
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これまでのキャリア |
2002年入社~ 衣料品 担当者
2005年~ 衣料品 担当マネジャー
2011年~ 副店長
2015年~ 店長 ※取材時
2023年~ アシスタントゾーンマネジャー |