これが私の仕事 |
“より良い売場とは何か?” 仮説を立て、検証をくり返す。 担当マネジャーの仕事は、売上目標の達成に向けて業務計画を考え、その実行と検証をくり返しながら、より良い売場をつくりあげていくこと。化粧品売場の例を挙げると、お客さまが商品を選びやすくするためには、どのような配置で商品を並べるのがよいか。またセール期間中に売上を伸ばすには、どんなPOPをつくるのが最適か。まずは仮説を立てて営業中に試してみて、実際の売れ行きをみながら、次の日の売場づくりに活かしていきます。これは一人の力でできることではなく、パートさんたちを巻き込み、協力しながら考えていきます。「今日は、〇〇のリップはどこにありますか?と尋ねられました」という話があれば、その商品の配置をすぐに見直す。そのわずかな一つの発見が、確実に売上アップにつながっていく。それが小売業の醍醐味です。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
思考の道すじをたどり、答えを見つけた時のよろこび。 私は性格的に大きなことを仕掛けるタイプではありません。「もっとここをこうすれば良くなるはず」と、細かな部分を変えてみて、それに結果が付いてきた時によろこびを感じます。この自分らしさが成果に結びついた話ですと、文房具売場での事例を思い出します。その当時、キャラクター雑貨の売上が伸び悩んでいました。原因を一つずつたどっていくと、自分なりの答えが見つかりました。「せっかく可愛いキャラクターものの文房具があるのだから、その流れでお弁当箱や水筒といった雑貨類も、同じ場所に並べてみてはどうだろう?」。早速、これまでとレイアウトを変更してみました。するとすぐに効果があらわれ、キャラクター商品の売れ行きが、昨年対比で1.2倍にアップしました。「よしっ!」こころの中でつぶやいたのを覚えています。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
さまざまな経験を積みながら、自分自身を広げていける。 学生時代は、マスコミ系のゼミを選んでいました。元々はコミュニケーションが苦手だったこともあり、どうすれば人のこころを動かせるのかに興味があったのかもしれません。そのような経緯もあり、小売業でアルバイトをしていた経験を活かすためにイトーヨーカドーで働こうと思ったのです。実際に入社してから多くの人と関わりながら物事を進める仕事に就いたおかげで、チームで目標に向けて努力するよろこびを知りました。若いうちから教育リーダーやマネジャー業務(新店の立ち上げ)を任せていただけたのも、転機になったと思います。今ではできるだけ毎日全員と話をすることをこころがけています。またいろいろな部門を横断して会話することで、幅広い商品知識も身につきました。GMSという場所は、私にとっての学び舎かもしれません。 |
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これまでのキャリア |
2009年入社~ 趣味雑貨 担当者
2014年~ 住居 担当マネジャー
2016年~ 住居専門店 店長
2018年~ ヘルス&ビューティー部 担当マネジャー ※取材時
2023年~ 営業業務部
2024年~ 営業サポート部 |