こんにちは。
(株)不二新製作所の技術営業担当五十嵐です!
今週は先日あった不二新らしいエピソードのご紹介♪
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プルルルルル
五十嵐:「お電話ありがとうございます。不二新製作所でございます。」
おばあちゃん「突然のお電話すいません。お風呂のボードがうまくはまらなくて、、、なんとかできませんか??」
五十嵐:「・・・?(ん?間違い電話かな?)どうされました?弊社穴あけ加工を得意としている、金属加工の会社ですが、お電話番号お間違いでは無いでしょうか?」
おばあちゃん:「ネットで調べて電話させてもろたんよ。どうしても困ってて「【お風呂のボード ネジ穴あける会社】で検索したら出てきたから電話したんよ。」
五十嵐:「(何かわからんけどとりあえずめっちゃ困ってそや、詳しく聞いてみよ)どのようにお困りか詳しくお聞きしてもよろしいでしょうか?」
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よくよく聞いてみると
このおばあさんは、「昨年度脳梗塞を患い右半身が付随になってしまった」とのこと。
一人暮らしの為一人で入浴するのも一苦労で、浴槽に引っ掛け腰掛けるボードを『Am〇zon』で購入したが、浴槽にサイズが合わず困っていた。
しかしせっかく購入したそのボードをなんとか調整して使用できないかと頭を抱えていたところたまたまgoogleで検索しヒットしたのが当社不二新製作所だったのです。
本来お客様から材料をお預かりし、図面も貰い指定通りの加工を行うのが私たちのビジネスモデル。
当然
「どんな素材かもわからない」
「図面もない」
「何をどのように加工すればいいか全くわからない」
この「風呂ボード」の加工を請ける事は本来ビジネスとしては×。
しかし、
「困っている人を見過ごせない」
「頼られたら応えたい」
その理念を大切にしている不二新製作所として見過ごせない!
そんな気持ちで代表乙間に相談。
すると
「ほな、今からそのおばあちゃんの家行こ!困ってはるんやから助けたろ!」
その一言でそのおばあちゃんのご自宅まで伺い、ボードをお預かりしお風呂を採寸。
もちろん、そのおばあちゃんからは非常に感謝されました。
その帰り道
乙間:「この仕事はもうお金ももらわんとこ。不慣れなインターネットで検索して、縁あって問い合わせしてくれたんや。この仕事は俺が営業時間外にやるから誰にも迷惑かけやんし。全力でやったろ。」
この代表乙間の一言に不二新のDNAは集約されています。
不二新製作所はモノづくりの会社。
最大の武器は「技術力」であるのに間違いはありません。
しかし、技術力を求めてきたのではありません。
ただ困っている人を助けたいその気持ちで不可能を可能にしてきました。
そんな不二新製作所の温かさを感じたエピソードでした。