これが私の仕事 |
交通事故から乗員を守るシート開発 開発試験部という名前を聞くと、単純に試験だけを行っている部署だと思う人がいるかもしれません。しかし私たちの部署は、試験だけではなく試作品を作る前の段階から、机上計算やCAEなどさまざまな手法を用いて「この自動車シートは各国の法規やアセスメント、お客さま(自動車メーカー)の要求性能を満たしているのか」を検証し、今後起こりうるトラブルを未然に防ぐための対策検討を行っています。
私はその中でも、自動車が正面衝突した際に乗員をしっかりと保護することができるシートなのか、また、トランクルームに積んでいる荷物が飛んできた際に、荷物の衝突を防ぎ乗員に危害を加えないような、十分な強度を持ったシートなのかを確認する試験を主に担当しています。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
自分で考えた検証手法 ある機種の検証を行った際、今の仕様ではお客さまが求める性能に届いていないという結果が出たことがあります。そこで私は、対策検討をする前に、まずその検証手法の精度アップを図ろうと考えました。検証手法の精度が悪いと、過剰な対策となりコストが高くなってしまったり、逆に効果が不十分で再度対策検討が必要になることがあります。新たに考えた検証手法を用いた予測に対して、試験結果がほぼ予測通りとなった時には思わずガッツポーズが出ました。その結果をお客さまに報告し、その後「Kさんのおかげで順調に開発が進んでいます」と言われた時はうれしかったです。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
偶然の出会いと人材重視 私が当社と出会ったのは偶然でした。大学で開催されていた会社説明会で、元々参加したかった企業の説明会の空き時間に、偶然参加したのが当社でした。
当然、最初はどんなことをしている会社なのかも知りませんでしたが、その説明会にいた人事の方の丁寧で真摯な対応や、人材重視という企業理念、人の命を守ることに直結する業務内容などに興味を持ち、惹かれていきました。
選考の途中では、人事の方から「納得のいく就職活動をして欲しいので、選考に合格しても、他社の選考が終わるまで待ちます」という言葉を聞き、本当に人材を重視しているのだと実感し、この会社に決めました。 |
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これまでのキャリア |
2016年4月 入社 3か月間鈴鹿工場にて工場実習
2016年7月 開発試験部衝突安全課に配属、今に至る |