私たちは、アミノ酸・ペプチド関連試薬に特化した研究用の試薬を製造・販売している会社です。第3の医薬として中分子医薬が注目される中で、ペプチド医薬、特に環状ペプチドには大きな期待が寄せられており、近年は当社でもその原料である、非天然アミノ酸の開発・合成に特に力を入れています。より高品質で使いやすい商品開発を追求しながら、日々国内外の製薬会社や大学研究機関へ商品をお届けしています。
当社では、「大学で学んだ有機合成ができるから」「有機化学は専門外だったものの、新しい知識を増やして自分を成長させたいから」などの理由で入社した先輩が活躍中です。また「アミノ酸誘導体は薬などへの応用展開が期待されていて、将来的な可能性が広がっている面白い分野だと感じた」という社員も。当社はアミノ酸・ペプチド関連試薬に特化しているため、色々な研究開発をしたいという方よりも、一つの分野をとことん突き詰めたいという方に向いていると思います。とはいえ多品目多品種を扱い、実験のスケールも大きいため、やりがいは十分です。
薬種商として創業し、形を変えながら175年以上にわたり事業展開している当社。今では約2,500品目ものペプチド合成試薬を取り揃えるまでに成長しました。そもそも試薬とは試験や研究用の薬品のことで、私たちが提供する試薬は、新たな医薬品や飲食料品などの研究開発に大きく役立っています。2016年からは、東京大学発のバイオベンチャー「ペプチドリーム株式会社」と、アミノ酸・特殊アミノ酸の供給に関する戦略的業務提携を結んでいます。また2018年からは特殊環状ペプチド原薬の製造を加速させる為にオールジャパン体制で発足した「ペプチスター株式会社」に当社も参画し、特殊アミノ酸の製造という重要な役割を担っています。
働き方としては、土日祝休みで年間休日125日と、ワークライフバランスの充実を図りたい方にもぴったりの環境です。産休・育休の取得復職実績もあり、育児時短勤務制度を使って無理なく活躍している社員もいます。時短勤務中は仕事の量なども配慮するため、安心して働き続けることができます。また、チームワークが抜群で、困っているときには、必ず誰かが声を掛けて助けてくれます。仕事で覚えることが多くあるものの、周りのサポートもあるほか、社員研修や自己啓発支援を充実させているため、仲間と協調し、熱意を持って仕事に取り組める方であれば心配いりません。
事業内容 | ペプチド合成試薬・アミノ酸誘導体の製造・販売
<当社の強み> ◎ペプチド合成試薬を製造・販売して、40年の豊富な経験と実績 ◎試薬業界トップクラスの純度の商品を納入可能 ◎アミノ基とカルボキシル基がついている化合物はほどんどカバー |
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設立 | 1952年6月27日
(創業:1845年2月1日) |
資本金 | 2,000万円 |
従業員数 | 38名(男性14名・女性24名)(2023年10月現在) |
売上高 | 3億5,000万円(2022年6月実績) |
代表者 | 代表取締役社長 樋渡 孝一 |
事業所 | 本社/広島県広島市中区堺町2-2-5
西風新都工場/広島県広島市安佐南区伴西2-4-7 |
取引先 | 国内製薬会社・化粧品メーカー・飲料メーカー・消費財化学メーカー・合成繊維メーカー・国公立大学・私立大学・海外製薬会社・海外大学など多数 |
沿革 | 1845年 初代・渡邉彦助により薬種商として創業。渡辺寿老堂と称す。
1904年 2代目が売薬卸売を開始。中国地方で売上高トップクラスに。 1952年 4代目が各種工業薬品・食品添加物の製造販売を主目的として「株式会社渡辺寿老堂」を設立。 1963年 主要取扱品目を工業薬品とし、「渡辺化学工業株式会社」と改称。 1982年 渡邉英彦がニューヨーク市立大学講師より専務取締役に帰任。アミノ酸誘導体・ペプチド合成試薬の製造販売開始。 1990年 新本社ビル完成。 1994年 4代目・渡邉彦助が代表取締役会長に、渡邉英彦が5代目代表取締役社長に就任。 2004年 本社新研究棟完成。 2007年 渡邉路維(現代表)がモントリオール大学博士研究員より取締役に帰任。ペプチドの受託合成を開始。 2012年 渡邉路維が6代目代表取締役社長に就任。 2015年 創立170周年を迎える。 2017年 西風新都工場完成。 2023年 株式会社アサヒテクノリサーチの完全子会社となり、AGIグループに加入する。 |
ホームページ | https://www.watanabechem.co.jp/recruit/ |
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