これが私の仕事 |
「大地震」に備えて、前人未踏の研究を。 設計には、
わりと頻繁に起こる、小規模な地震に対応するものと、
50年に1回あるかないかのような、大地震に備えるものと、
2種類があります。
法律上は、前者のほうにきちんと対応して
建設基礎の計算をすればよいことになっていますが、
業界全体としても、また、ジャパンパイルとしても
後者の「未曽有の大地震」に対応できる設計を
常に考えていかないといけない、ということで、
その研究をさせていただいています。
地震大国の日本において、
非常に意義深い研究だと思いますし、
まだ、しっかり確立されてはいませんので、
前人未到の研究であり、
やりがいは大きいですね。
社会人をしながら大学院に籍を置いて、
研究と、論文執筆の日々です。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
続けてきた研究が、少しずつ形に。 この研究を始めてから、2年間ぐらい実験を続けて、
データを蓄積してきたのですが、
3年目になって、それを論文という形にすることができ、
ひとまずは、充実感を感じています。
もちろん、まだまだ道半ばですので、
これからも研究の日々は続きますが。
何か正解が1つに決まっていて、
それに向かっていけばよいだけなら、
ラクかもしれませんが、
そういった確証がない中で、
コツコツと実験を続けていく日々は、根気がいります。
それでも、将来、大地震に関するルールができた時に、
私が書いた論文が、参考文献として
貢献できたらいいなと思っています。
人類の役に立ったという、大きな達成感がその時に来るはずだと思って、
これからも、希望を持って研究を続けていきます。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
実は、説明会で初めて、「杭」のことを詳しく聞いたんです…! 学生時代は、ジャパンパイルの他に
土木のコンサルティング会社や、ゼネコンも
回っていました。
実は、「杭」に関する知識は
当時ほとんど持っていなかったのですが
説明会でプレゼンしてくれた社員さんの話が面白くて
一気に興味を持ちました。
当時のニッチな市場から
「これからは、メインに打って出るんだ」と言っていて
入社後、実際にそういう結果を
会社が残してきたのはすごいなと思います。
建設基礎は、地中から建物を支えるもの。
だから、地震とか災害が起こった時に
ジャパンパイルの名前がクローズアップされない、というのは
トラブルが起こらず
「計算も施工も、間違いなくできていた」という何よりもの証左。
「ちゃんとやってるから、逆に目立たない」。
そういうところに誇りを感じられる会社ですね。 |
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これまでのキャリア |
はじめは大阪で当時の施工本部に所属し、現場に立っていました。
その後、東京へ転勤となり、技術部で6年働いた後
設計の業務に携わるようになり、今に至ります。 |