こんにちは。酒井です。
今日は お渡し・フィッティング について。
昨日の加工に引き続き、商品の性能に直接関係するフィッティング。
眼鏡販売の仕事が、製販一体 と呼ばれる所以です。
和光でのお渡しとは、このフィッティングを含む
取り扱い説明、保証制度の説明、見え方の確認など
一連の流れを言います。
特に見え方の確認やフィッティングは重要で、
メガネを掛けた時にまっすぐになるよう、メガネを曲げていきます。
レンズの光学中心を視線がどの位置で通れば、
視力測定の際の度数が再現できるか、
お客様が快適な度数を得られるか。
きつくないか？
ゆるくないか？
ケーズにきちんと入るか？ など。
ひと言でフィッティングと言っても、様々なチェックポイントが存在します。
メガネユーザーの方なら、
多くの方が経験しているのでは？と思う「掛け心地の悪さ」
少しだけ当たっている箇所が、
長時間になると締め付けられるような痛みに変わることがあります。
高額なメガネでも、掛け心地が悪ければ、
使用するのがイヤになることも考えられますよね。
お渡しの際のフィッティングも、
アフターケアの時にするフィッティングも、
メガネの総仕上げとして外せない業務です。
箇所によって、様々な工具を使い分けながら、
どこにも負担のかからない掛けていることを忘れるくらいの
フィッティングができたら、ステキですよね。
和光がネット販売を行っていないのは、
こういった人の手でしかできない業務を
重要視しているからです。
