業種 |
機械
精密機器/金属製品/商社(機械)/機械設計 |
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本社 |
石川
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【事業内容】
1.ベアリング組込み用各種ローラー製造販売
2.CNC心なし研削盤製造販売
3.各種ベーンポンプ製造販売
4.精密機械・装置類の開発設計・製造販売
東振精機の社是は「創る 考える」。頭で結論を出す前にまず自分の手でやってみることから始め、社員・会社共に成長し続けているものづくりの集団です。「先ずやってみよう。そこから思考へのヒントが見えてくる。」この原点を“理解し、実践し、納得してくれる人”、そして、世界一のころ(ローラー)メーカー、世界一の心なし研削盤メーカーを目指して共に挑戦し続ける仲間を求めています。
東振精機には現在約700人の社員がおり、景気動向に関わらず毎年大卒者の採用を続けています。人は財産だというのが創業者の考えで、腰を据えて働きたい人をしっかり育て、立派な技術者に育てていくという思想が根本にあります。この規模では珍しく産業保健師を正社員として雇用し、社員からの相談にいつでも応じられる体制を整えるなど、社員のための環境づくりに尽力。大卒社員の3年以内離職率が1%未満という数字にも表れています。
ベアリング部品の一部であるローラー専門メーカーとしてスタートした東振精機。創業当初から 「お客様である大手メーカーと対等に話ができる企業にならなくては存在する意味がない」 というのが考えです。単にJIS規格をクリアするベアリングローラーを製造するのではなく、それ以上に厳しい規格を独自に決め、全てのお客様が満足する高精度なローラーを提供します。その高精度な製品づくりへの挑戦は生産中枢設備の自社開発につながり、「工作機械の開発・販売事業(東振テクニカル)」 が生まれました。サブミクロン単位のこだわりは経済産業省 「グローバル・ニッチトップ企業100選」 にも選定され、石川県から世界に羽ばたいています。
事業内容 | ベアリング組込み用各種ローラー製造・販売
工作機械(CNC心なし研削盤)の製造・販売 |
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事業の特徴 | ■世界唯一のローラー専門メーカー
ベアリングのローラー。見かけは単純な小さなものに、60年以上の技術が集約されています。東振精機がこの部品製造で品種によっては日本シェアの8割以上を占め、大手企業の技術パートナーとしての存在を保持し続けているのも、サブミクロンレベルの精度を追求し、独自の技術力を磨いてきたからです。 ■専門メーカーとしての出発 “独自の技術力を持つ企業”を目指し、1956年(昭和31)12月に東振精機は産声を上げました。資金、将来性、付加価値性、土地柄などいくつかの経営要素を検討した結果、ベアリング組込用ローラーの製造を開始したのです。ベアリングは主に自動車に多く使われており、コンピュータ機器などにも超小型ベアリングが使われているなど、今日の文明社会にはなくてはならない存在になっています。 ■東振精機の存在価値 「大手メーカの補助的な位置付けでなく、お客様と対等に話ができる企業にならなくては存在する意味がない」というのが、東振精機の創業当初からの考えです。だから単にJIS規格をクリアするベアリングローラーを製造するのではなく、それ以上に厳しいシビアな規格を独自に決め、すべてのお客様が満足する高精度なローラーを東振精機は提供しています。 ■サブミクロンへのこだわり 「他社と同じ製造方法では、同じモノしか作れない」という考えで、生産中枢設備も自社で開発・製造してきました。砥石などの補助材についても、当社の加工に合った独自の方法で使用しています。サブミクロン単位(10,000分の1mm)のこだわりが、企業風土として培われ、全社員がこだわりを持って製品づくりにタッチしていることこそ、東振精機の東振精機たる所以なのです。 ■ローラーの加工精度を上げるため、工作機械を独自開発 創業から26年後の1982年、東振精機は新たな事業の柱を作るための挑戦を始めます。市場で誰にも負けないローラーの付加価値を付けるには何をすればいいのか――。至った結論は、当社のローラーの加工精度をもっと上げるには、他社の工作機械では限界がある。当社が求めるレベルの精密研削(けんさく)加工ができる工作機械を独自開発する、ということでした。こうして、精度の高い製品を生み出すための、精度の高い工作機械を作るメーカーとして、グループ会社である「東振テクニカル」が誕生しました。 ■高精度加工が必要な分野への外販 しかし、東振グループ内で使う工作機械を内製していても、事業としては広がりません。では、サブミクロン(1/10,000ミリ)の精度で研削できる工作機械が必要なところへ販売していけばいいのではないか。こうして東振テクニカルは、製造する製品の材質・品質が共通する、ベアリングの内輪・外輪などの部品を研削するための工作機械を製造・販売することになり、新たな東振グループの事業の柱となりました。 |
設立 | 1956年12月 |
資本金 | 1億8,350万円 |
従業員数 | 699名
(2023年3月時点) |
平均年齢 | 38.7歳(2022年実績) |
平均勤続年数 | 13.4年(2022年実績)
人は財産だと考え、社員のための環境づくりに尽力しています。 大卒社員の3年以内離職率は約1%です。 |
売上高 | 118億円
(2022年4月実績) |
代表者 | 代表取締役社長 中村 翔太
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事業所 | 本社(石川県能美市寺井)
粟生第一工場(石川県能美市粟生) 粟生第二工場(石川県能美市粟生) グループ会社拠点: ◆株式会社東振テクニカル 本社(石川県小松市国府台)、粟生プラント(石川県能美市粟生) ◆株式会社東振(石川県小松市国府台) ◆東振恩斯克精密機械零件(蘇州)有限公司(中国江蘇省蘇州市) |
沿革 | 1956年12月
石川県金沢市においてベアリング組込用円筒ころ製造を目的に東振精機(株)(現:(株)東振精機)を設立。 1958年1月 試作品が評価を受け、本格的に販売開始。 1961年11月 日本ベアリング工業会に加盟。 1962年4月 石川県と寺井町(現:能美市)の工業誘致条例の適用をうけ、能美市寺井町に本社工場を移転。同時に円すいころの生産を開始。 1968年5月 球面ころの生産を開始。第5工場、第6工場増設。 1971年6月 設備保全部門として(株)東振テクニカルサービス(現:(株)東振テクニカル)を本社工場内に設立。第4工場増設。 1974年4月 中空ローラーの生産を開始。第1工場、第2工場増設。 1982年10~11月 精密シャフト、ピン類、針状ころの量産を開始。熱処理工場増設。研削盤TO-20型1号機を開発し、社内設備として更新を開始。 1985年7月 技術センター(本社事務棟)完成。 1987年4月 石川県よりTQC推進工場に指定。 1995年4月 東振精機、中小企業合理化モデル工場に指定。 1996年3月 東振精機、旋削工程を粟生第一工場に集約。 1997年1月 東振精機、財団法人中小企業研究センター賞(現:グッドカンパニー大賞)地区表彰を受賞。 1999年4月 東振精機、粟生第一工場を増設し旋削工程を強化。 2000年12月 東振精機、ISO9002:1994認証取得(RvA:DNV) (2009/12 ISO9001:2008へ移行完了)。 2002年11月 東振精機、第7工場増設。 2005年3月 東振精機 ISO14001:1996認証取得(RvA:DNV)。(2006/3 ISO14001:2004へ移行完了)。 2006年4月 東振精機 経済産業省 中小企業庁「元気なモノ作り中小企業300社」に選定。 2006年12月 東振精機、粟生第二工場増設。単一品種(円すいころ)の生産工程を集約。 2010年2月 東振精機 経済産業省「中小企業IT経営力大賞・審査委員会奨励賞」を受賞。 2014年3月 東振精機 経済産業省「グローバル・ニッチトップ企業100選」に選定。 2014年11月 東振精機 財団法人中小企業研究センター「グッドカンパニー大賞・グランプリ」を受賞。 2016年10月 東振精機 粟生第二工場北棟を増設し針状ころを含めた自動車関連ローラーの生産を強化。 2019年12月 社員寮(SAKURA寮)を新設 2020年9月 Timken社(本社:アメリカ)のトップ5サプライヤーとして2019年度 Supplier Excellence Award を受賞 2022年6月 一般社団法人石川県経営者協会主催「かがやきカンパニー大賞」において、2022年度かがやきカンパニー大賞を受賞 202年9月 株式会社東振テクニカルの心なし研削盤TO-6040T-FC-TFが令和4年度の“グッド石川ブランド製品”に認定 2023年3月 健康経営優良法人2023 「中小規模法人部門」においてトップ500社(ブライト500)に認定 |
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