これが私の仕事 |
見えない電波を診る仕事。 さて、視界に入る高いところを見上げてみてください。ある人はスカイツリー、ある人はそびえ立つ山々、ある人は隣のお家の屋根。。。人によって目に映る物は様々だと思いますが、それらの多くに「電波」にかかわる設備が備え付けられています。 細長いゲジゲジした棒、長方形の箱や、丸いお皿みたいな物など、姿かたちは様々ですが、実は電波を送信したり受信したりするための重要な設備なんです。そして、それらがあるところが、私たちの仕事場になります。
高層階にエレベーターで向かう事もあれば、重たいリュックを背負って山登りする事もあります。
医者が診察したり治療を行う、車屋が車検を行ったり修理を行うのと同じように、私たちは放送局や無線事業者の電波に関わる設備を点検し、より安定運用するために尽力しています。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
当たるも一興、外れるも一興 設備が不具合を起こさない様に、日頃から愛着をもってメンテナンスするのが私たちです。そのため、何事もなく平和な一日を過ごし、定時で帰る事こそが一番です。
しかし、時に台風、落雷、環境の変化などで偶発的に故障してしまうこともあります。
設備に不具合があると「○○異常」「△△低下」といった情報が得られるようシステムが組まれています。そしてそれらは答えではなく、あくまで答えを導くための断片的なヒントでしかありません。そうした中で、機器の図面や先輩からの助言、過去の経験から、謎解きと準備を行った上で対処していきます。
最後の答え合わせは現場で行います。「やっぱりな!」と納得しながら手早く復旧できるとやはり嬉しいですし、「えぇ?こんなの初めて!」という想像を超えるレアケースにめぐり合うのもまた一興です。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
理由は後からついてくる。 放送メディアに関わる仕事をしてみたい、学校の先輩の就職先一覧にあった、給料良さそう…正直な理由はそんなところです。「この会社に入ってあんなことしてみたい」なんて考えてなかったです。しかし、実際に10年ほど働いた上で「案外自分にあっている仕事かも」と感じているので、結果的に良かったと思います。
学校で「対数(Log)」や「三角関数」を習ったとき、「なんでこんなこと勉強するんだろ。今後の人生で絶対使わないし無駄じゃない?」なんて思ったことは無いでしょうか。しかし技術系の会社(弊社に限らず)では、案外そうした「無駄」に思えた勉強や学問を余すことなく活用します。そして、それは数字の羅列としてではなく実務として扱うため、案外「面白い」と感じるものです。 |
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これまでのキャリア |
2011年 入社 九州支社(現福岡総支社)へ配属、設備工事等を担当
2013年 佐賀分室へ異動、NHK設備保守を担当
2022年 福岡総支社へ異動、NHK設備保守を担当 |