こんにちは!NHKテクノロジーズ 採用担当Iです。
今回で3回目となる職種紹介では「放送技術」についてご紹介します!
「放送に関わる技術」といって誰もが真っ先に思い浮かべるのは
「番組を制作する技術」だと思います!
当社でもたくさんの社員が様々な担務で番組制作に携わっています!
番組制作には下記のような担務があります。
◆撮影
いわゆるカメラマン、目に見える世界をレンズで切り取り表現します
ドラマ、エンタメ、スポーツなど多岐に渡るジャンルの番組を担当
◆音声
マイクを使って世界のありとあらゆる音を録り、リアルに再現します
プロダクションとしては珍しくMA(最終的な音の編集・調整)も同部署で担当
◆照明
カメラに映るように調整するだけでなく、光でシーンを演出します
◆ビデオエンジニア(VE)
演出の要望に応えた番組制作ができるよう、スタジオや中継車のシステムを構築します
機材についてありとあらゆる知識を持っているスペシャリストです
◆編集
収録した素材を尺にするための切り貼りは演出の仕事で(=オフライン編集)
当社はテロップ入れや色味調整を行う「オンライン編集」を担当します
◆CG・VFX
この世に存在しない世界をCGで創り出し、実写と合成してVFX映像を作成します
ドラマやNHKスペシャルなどで大活躍!
当社の「番組制作技術」部門ではNHKの番組のほとんどに携わっており
高い技術力と素晴らしいセンスで多くの作品を創り出しています。
その道一筋で技術を磨いてきた社員もたくさんいますので
まさにプロフェッショナル集団と言えるでしょう!
番組は完成しただけでは皆さんのところに届かず、時間通りに「放送」される必要があります。
番組の切り替え作業は全て設備によって自動化されていますが、
そんな設備を24時間365日守り続けている人たちがいます。
NTでは放送を送り出すための業務を3つに分類しています。
◆運行送出
スポーツ中継延伸時や地震・津波などの災害発生時は、手動で番組変更対応!
NHKの地上2波、ラジオ3波、BS3波、国際テレビ2波、国際ラジオ17波が
絶え間なく放送されているのは運行の人たちのおかげです
◆報道技術
ニュース専用スタジオ「ニュースセンター」で番組制作を担当
緊急時にはすぐにニュースを放送!視聴者の命を守るための報道に徹します
◆回線センター
ニュースやスポーツ中継の映像・音声は世界各国から集まります
その映像の品質を確認し使いたい部署に渡す、まさに空港のハブのような役割です
…文字だけだと少し想像しづらいですよね。
蛇口をひねれば水が出るように、スイッチを入れれば電気がつくように、
テレビの電源を入れたら予定通り番組が放送されている「当たり前」を
縁の下で支えているのが「運行送出技術」というわけです。
つまり、番組を制作し、送り出すところまでが「放送技術」の仕事、ということですね!
以上、とても簡単ではありますが職種「放送技術」についてのご紹介でした!
あなたがやりたい仕事が1つでもあったら嬉しいです。
ちなみに、私・人事担当Iも12年間「運行送出技術」誇りを持って担当していました!
気になった方は是非お会いできた際にお声掛けください♪
次回もどうぞお楽しみに!