ご存知、京セラの創業者でもあり、日本航空を見事に再建したことでも有名な、経営の神様と言われる稲盛和夫氏のお言葉です。
今こそ、我々一人ひとりが胸に秘めたいメッセージですね。
また、稲盛氏は、経営だけではなく人生全体のフィロソフィ(哲学)として、「利他(りた)の心」を大事にしてきたと言います
「利己(自己の利益を重視し、他者の利益を軽視すること)」の反対の、「利他(他人に利益を与えることや、自分の事よりも他人の幸福を願うこと)」。
稲盛氏は言います。
「利己の心で判断すると、自分のことしか考えていないので、誰の協力も得られません。
自分中心ですから視野も狭くなり、間違った判断をしてしまいます。
一方、利他の心で判断すると『人によかれ』という心ですから、まわりの人みんなが協力してくれます。
また視野も広くなるので、正しい判断ができるのです。
より良い仕事をしていくためには、自分だけのことを考えて判断するのではなく、まわりの人のことを考え、思いやりに満ちた『利他の心』に立って判断をすべきです」と。
一説には、「働く」という言葉も、「傍(はた:そばにいる人)」を「楽(らく)」にするから転じているなんてことも耳にしたことがあります。
連日連夜、ショッキングで醜悪なニュースなどが報道されています。
それでも、いつか、全ての人とともに綺麗な一面の花畑に辿り着いて笑い合える日が来ると信じています。
連休の谷間ともあり、なかなかやる気が盛り上がってこないところではありますが、そんなこんなで、ではまた明日。