これは、「わが社の考えるダイバーシティ」というか、弊社の総務を担当する、あくまで「私個人が考えるダイバーシティ」という話しになります。
「ダイバーシティ」、つまり「多様性」。
ということで、あまりに有名な、金子みすゞの『私と小鳥と鈴と』という詩の内容につきると思います。
私が両手をひろげても、
お空はちっとも飛べないが、
飛べる小鳥は私のように、
地面を速く走れない。
私がからだをゆすっても、
きれいな音は出ないけど、
あの鳴る鈴は私のように、
たくさんな唄は知らないよ。
鈴と、小鳥と、それから私、
みんなちがって、みんないい。
弊社の社員にも、流石に空を飛べる者まではいないとしても、足の速い者、遅い者、綺麗な音を奏でる者、騒々しい者、寡黙な者、沢山の唄を知る者、沢山の経験、知識を持つ者など、70パターン以上の多様性があります。
それぞれが違うからこそ、組織の綾(あや)になりえ、それが強み(時として弱さにも...)になるのだと考えます。
いつか、娘と、何かのきっかけでトランスジェンダーに関する会話をしたことがあります。
その中で、今を生きる彼女の口から、「性別とか、色々に関係なく、もっと皆が生きやすい世の中になれば良いのにね」という言葉が出てきました。
「本当だよね」と、父は心からすべての人々の輝ける未来を願いました。
みんなちがって、みんないい。
てなことで、ではまた来週。