とある象徴的な面白い実験があります。
世界有数の多国籍企業ユニリーバさんが保有するパーソナル・ケア(トイレタリー)製品ブランドである「DOVE(ダヴ)」が女性の美意識を調べる為に行った実験です。
カーテンで仕切り被験者である女性の顔を見えなくした状態で、元FBI法医学者のギル・サモラ氏に、その被験者の女性自身から自分の容姿の特徴を説明してもらいモンタージュ絵を作成する(A)。
その後、これまでその被験者の女性を見たことがないという不特定第三者に実際その女性を見せた上でその容姿をサモラ氏に説明してもらってモンタージュ絵を描く(B)。
この2枚の似顔絵(AとB)を比較してみると意外な事実が傾向として顕われたといいます。
なんと、ほとんどの女性が自分自身の容姿についての自己評価が低いという結果になったのです。
つまり、見知らぬ第三者がサモラ氏にその女性を説明した絵の方(B)が、女性が自分自身の容姿を説明した絵(A)よりもおしなべて美しかったというのです。
「女性は自分の最悪の”美容評論家”である。世界中で自分を美しいと思っている女性はたった4%としかいない。あなたは、あなたが思っているより美しい」。
この実験を企画したDOVEは、そう提言していました。
まあ、そりゃそうだよねって思うところもありますが...。
それでも、こればかりは男女を問わず就職活動する学生皆さんも、実は同じような傾向に陥りがちなのかもしれません。
今まさに、選考試験等に向けて自己分析を深めている学生さんも多いことでしょう。
社会へと出るに際して、自己分析は大事です。
自分と向き合うこと、見詰め直すこと、自分の長所短所を掘り下げることは良い機会なのでこの際に徹底的にやり尽くすべきだと思います。
でもその結果、本来の自分の姿を見失ってしまうだけでは悲し過ぎるから。
迷ってしまった時には、前を向こう、空を見上げよう!
Be more confident(もっと自信を持って).
「あなたは、あなたが思っているより、もっともっと素敵です!」
まだまだ、そんな、素敵な貴方との出会いを弊社は心から待ち望んでます。
写真は、そんなことを想い昨日の帰り道に見上げた綺麗な春の夕焼けでした。
てなことで、ではまた来週っ!