これが私の仕事 |
利用者の作業活動支援と生活支援 利用者へ作業訓練の提供を行っています。メインは箱折りや封入などの軽作業ですが、”作業をいかにうまくやるか”という、作業性ばかりに注目する訳ではありません。その作業を通じ、集中力・挨拶返事・報連相等、働く上で必要な基本的なスキルを養ってもらっています。
また、作業だけでは得られない知識や経験を、毎週グループワークを企画して補っています。利用者同士で話し合ってもらったり、金銭感覚やビジネスマナーについてレクチャーをしたり、グループワークは自立へ向けた社会生活スキルを学ぶ場でもあると考えています。利用者各々の個性に応じたものを手作りで行う、常に試行錯誤の毎日です。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
利用者の成長を実感できた時 不満を感じてもあまり口に出さず、また注意にも弱い利用者がおり、相談の無いまま休むことが続いていました。偶々の機会でしたが、その方とじっくり話し合う機会がありました。感情を一方的にぶつけ、時には自分勝手な主張もあったりしましたが、あえて横槍や注意を入れずに聴き取っていきました。
それ以降は、事あるごとに私に話しかけてくるようになり、本人自身が自己発信が苦手という課題に気づきはじめ、注意指導にも素直に従ってくれるようになりました。
その後は安定した通所がみられています。相手の感情がどうであれ、まずは立場上指導をしなければと先走りがちですが、まずは相手を「受容」して根気強く接することが前提であり、そこから信頼関係が形成されていくのだなぁと、この経験をもって改めて考えさせられました。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
障害者雇用に対するビジョンが自分自身と一致していた 障害者雇用に関わりたいという想いが学生の頃からありました。その為には従来の福祉の価値観、世界観に捉われない視点が必要と思い、卒業後はひとまず福祉とは全く関係のない一般企業へと進みました。
その後、福祉業界への転職を決意し情報を集めていたところ、この法人の存在を知りました。実際に現場を見学した際、とても丁寧な説明だったのは勿論の事、職員・利用者共に就労へ向けて真剣に訓練へ取り組んでいる光景を目の当たりにし、自身のそのビジョンと大いに共感できるものがあったため、今に至ります。
障害者雇用に関して先駆的な活動を行ってきた歴史が目立ちますが、そればかりに偏ることはなく、従来の福祉として守り続けて行くべき価値観も大切にしているのがこの法人の魅力ではないかと思っています。 |
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これまでのキャリア |
アパレル企業営業職→当法人へ転職 横浜南部就労支援センター(1年) → わーくす大師(6年)→ぽこ・あ・ぽこ(3年目) |