これが私の仕事 |
設計・開発、品質向上まで通貫し、新しい車載商品を世に送りだす。 大手自動車メーカー向けの純正モデル(北米・欧州の車両)に搭載される、カーナビゲーションシステムの開発に携わっています。ナビユニットの機能システムエンジニアとしての仕事に加え、ソフトウェアをパナソニック製のナビに組み込んだ際の品質を担保することも私の責務です。システムの不具合の一次解析及び、実機での動作確認などを行い、品質の維持と向上をはかります。まったく機能が動作しない試作レベルのものが、自分たちが手を加えることによって精度が上がり、商品として世の中に出ていく。その過程を一貫して見ることができるというのは、エンジニア冥利に尽きます。街なかに停まっている車をふと覗いたとき、自分が携わったナビが使われているのを見たら、思わず笑顔になってしまいますね。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
大きな責任がともなう仕事を通して、自分自身の成長を実感。 入社6年目、大手自動車メーカー向けの商品開発に携わったときのこと。オフショア先での不具合の改修が捗らず、直属の上司が開発現場の中国・台湾に赴くこととなり、日本の評価現場の取りまとめ役として私が抜擢されました。重要な役割を任されたうえに、頼りにしていた上司の不在による不安で、大きな重圧を感じていました。でもある日、オフショア先の上司から「信じているから任せているんだ」というお言葉をいただいたことを機に、“この商品は自分が、うちの会社が世の中に送り出すんだ”と前を向きました。その結果、チーム一丸となり、課題を解決することに成功。それ以降、プロジェクトの課題が発生すると、先導役として私の名前が挙がることが増えました。もがいた経験があったからこそ、一歩ずつ自信を育んでくることができたと感じています。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
自分の好きなものづくりを、ずっと続けられる環境。 子どもの頃から、壊れたおもちゃを解体して中身を調べたりすることが好きでした。家電量販店に行ったとき、ずらっと並んだ大型テレビを目にして、いつか自分もこんな商品をつくってみたいと考えるようになりました。この会社を選んだ決め手は、生涯エンジニアとしてものづくりに携われるというところ。面接の際、自分に何ができるのかではなく、これから何がしたいのかを真剣に聞いてくれたことで、自分の一番好きなことをずっとやっていける会社なんだと確信しました。また、入社後に実感したのは、先輩と後輩のつながりが強いこと。上司と1on1ミーティングでコミュニケーションを取ったりしながら、先輩が後輩のレベルを引き上げていく風土があることも、この会社の魅力だと思います。 |
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これまでのキャリア |
車載製品の設計・開発、機能システムエンジニア、機能評価リーダー |