これが私の仕事 |
お客様の想いを受けとり、まだ世の中にないものを生み出していく。 私は現在、CXデザインセンターという新しい部署に所属しています。このセンターの特徴の一つが、自社の拠点で受託開発を行うため、社内のチームで連携しながら仕事を進められること。お客様がまだ構想している段階のプロジェクトにも携わり、ゼロベースから新しいものを生み出すことに挑戦しています。私の担当は、電動機器の電気回路設計。製品のコンセプト、付与したい動作や機能についてヒアリングを行い、それを実現できるよう初期設計を行います。「製品にかける想いを、どのようにすれば実現できるのか」と悩むお客様のために、自分の頭で考えて設計し、製品としてかたちにしていく。まだ世の中にないものをつくりあげていくことに、大きなやりがいを感じています。 |
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だからこの仕事が好き! 一番うれしかったことにまつわるエピソード |
課題を乗り越え、完成した製品が店頭に並んだときの感動。 入社2年目、初期設計から量産までの一貫業務を初めて担当したときのこと。掃除機の性能の要となる、モータファン開発のプロジェクトでした。一つの課題を解決しても別の課題が生じたり、試作段階はクリアしても量産すると品質にばらつきが出たり、同じ製品を安定的につくることの難しさを実感しました。経験も知識も少なかった私は、先輩や他の部署の人ともコミュニケーションを取って情報をかき集め、課題を一つずつ乗り越えていきました。そのなかで学んだのは、一つの製品を完成させるためには、自身の設計だけではなく、人との連携が重要だということです。チームでつくり上げた掃除機が家電量販店に並ぶのを見たとき、うれしくて、その場で数時間眺めていたことを覚えています。 |
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ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き |
子どもの頃から、ものづくりに打ち込める環境を求めていた。 「生涯一エンジニア」として、ものづくりができることに強く惹かれたからです。子どもの頃から電気の力で動くものに興味があり、通信教育で小さなロボットを作ったりしていました。時が経っても自身の好きなことは変わらず、エンジニアになるために工学部に進学。就職活動中にこの会社に出会い、説明会に参加した際、エンジニアとして常に最先端技術にふれ、設計・開発に関わりつづけることができると知りました。「自分にはここしかない」と思い、志望企業を一社だけに絞りました。同じ大学からも多くの先輩が入社しており、良好な人間関係や、社員がチャレンジできる自由な風土があることを知ったのも、当社に入った理由です。この場所で自社製品の第一号を生み出すことが、私のこれからの目標です。 |
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これまでのキャリア |
▼掃除機用モータファンユニットの開発
▼サーボモータ用PLCの電気請負業務
▼電気基板設計
▼電気回路設計(現在) |